結論から言うと、〈じっくりと構えて、来るべき時に備えろ。〉ということです。
不登校になると、とにかく焦ります。
当事者も、そのご両親も焦ります。
「なんとかして学校に戻さないと。」
「勉強が遅れてしまう。」と親は心配で仕方がないのです。
「みんなに離されてしまう。」と不登校だった僕は不安になりました。
だから何がなんでも学校に戻さないとと両親は思うわけです。
担任の先生が訪問してきます。
母親が担任と面談で相談します。
保健室の先生が訪問するのか、カウンセラーが訪問するのか?
その次には、教室でなくていいので、学校の保健室か相談室にこれないかと聞いてきます。
別室登校になるのです。
それでも来れない時には、学校の外にある適応指導教室へ誘われます。
それでも行けないとなると・・・・。
気づいたら、2年、3年とたってしまっています。
僕的に言えば、時間がたつほど教室に戻ることは難しく感じましたね。
そして、中学になる時には、諦めが先にたちました。
高校なんて絶対に無理。
だから通信制高校しか選択肢はなかったですね。
通信制高校に行ったのは、せめて高校卒業程度の資格がないと、この先生きていけないとと両親が思ったからです。
でも通信制高校に行くということは、僕の抱える問題の根本的な解決には何も役立ちはしませんでした。
途中で行かなくなったし・・・。
まあそれからひきこもったわけです。
22歳までひきこもって、この団体に出会ったのです。
そんな僕が不登校だった昔の僕に言いたいのです。
どうしたら良かったのかって。
今の僕ならこう言います。
「小学校・中学校は捨てていいから、高校勝負だ!!」って。
小学校、中学校に行けなくても良いので、その時間を家庭教師を雇って個別支援に充てるのですよ。
全教科個別支援です。
体育も音楽も技術も家庭科も。
それでみんなに遅れをとったという感覚はなくなります。
いいえ、みんなより随分と先へ進んでいることになります。
そのことで自信を持てずに不安を感じるということはありません。
それより自信を持つことができますよ。
問題はみんなとうまく関わって行けるようになることですよね。
はい、それも僕には考えがあります。
というか、僕が受けてきた支援を皆さんと分かち合いたいということです。
それは明日書きますね。
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