発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不登校の子どもにどう対応するか?具体的な方法 テル

 

 

僕が不登校になって、母親が1番心配していたことは、勉強が遅れてしまうということでした。

僕の母親は不安がとても強い人なので、多分長期間学校に行けないと思っていたみたいです。

それで、僕の先生になってくれて、勉強を教えてくれていました。

 

 

こう言ってはなんですが、僕の母親は非常に熱心に僕に勉強を教えてくれました。

情熱がすごかったですね。

(私がやらないとこの子は読み書きもできないこの世に必要とされない人間になってしまう)と考えていたみたいです。

時々、僕にそう言っていましたから。

 

 

僕の家にはテレビがありませんでした。

母親の考えでテレビを見ない生活をしていました。

だから、勉強する時間はとてもたくさんありました。

 

 

 

小学校1年で3年生の勉強に取り組み、3年で6年の学習内容は終わっていました。

算数と理科と国語です。

中学1年では高校1年時の授業内容も終わっていました。

中学2年で、僕が反抗期に入り、勉強は中断してしまいました。

 

 

まあ僕は特別に不安が強くて、小学校1年から学校に行けなくなってしまいました。

小学校1年から行けなくなったという人は不登校の中でもそんなに多くはないらしいです。

 

 

まあ、僕は勉強に関しては不安はそんなになかったということを伝えたかっただけです。

 

 

でも一般的に子どもが不登校になった時に、ご両親が1番に不安になるのは勉強がみんなから遅れてしまうということです。

ですから、できるだけ登校を再開させようと試みると思うんですよ。

 

 

ちょっと学校に行きにくくなって、少し学校を休んだら再び学校に戻れる場合は別として、不登校が長引くとご両親の不安はもっと増してしまいます。

それで、なんととしてでも登校を促そうとします。

 

 

ただ、登校を促すだけでしたら不十分です。

学校に行きづらいはっきりとした理由があるのですから、それを周りの大人が理解しない限り復学は無理ですよ。

 

行きづらい理由は大きく分けて2つだと思います。

1、勉強がわからない。

2、自信がない。

 

2に関してなんですけど、自信といっても色々あるわけでして。

 

1、容姿などの身体的な面で自信が持てない。

2、集団行動に対して自信が持てない。

 

 

など。

 

それらの問題を解決して初めて、自信を得て復学できるわけです。

当事者の僕もそうでしたから。

 

 

青木さんによれば、支援した人の多くは、集団での行動に不安を感じていたということです。

では、集団生活に慣れるにはどうすれば良いのですか?

 

 

僕の記憶が確かなら、以前母親から勧められたプログラムの中に、新聞社主催で大学生の人たちとキャンプ生活をして、集団行動に慣れるというプログラムがあったような。

そんなプログラムも検討してみてもいいのではないかと思うのです。

 

 

もしくは、離島や田舎のとても小さな小学校や中学校に一旦移り、そこで集団生活に慣れるというのも、やってみても良かったのかと僕は思いました。

 

 

 

とにかく、いったん学校から撤退して、安心を感じられる場所に移動させてあげることが大切だと思います。

そうして、これから先のことを考えてみるのがいいのではと思います。

 

 

とにかく焦ってはいけないです。

焦ることで、状況をもっと悪くしてしまうことだけは避けたいですね。

 

 

 

 

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