発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

東大を卒業後30年間もひきこもってしまった人の今 テル

健康ならば、結婚も子どもも夢ではないですよ!!



 

東大さんから連絡がありました。

東大さんが「連絡事項です。」と会話の冒頭にそういうもんだから、少し身構えた僕です。

近況報告という言い方が正しいと思うのです。

 

 

東大を出ているのに、日本語の表現の仕方に違和感を感じてしまうのは僕だけではなく、日本人スタッフ全員です。

しかも、東大さんは最初の試験で日本語教師の資格をとった人です。

 

 

それなのに・・・。

 

 

5年ほど前に医者の息子さんでフィリピンの大学の医学部に入学を希望されていた人がいました。

(フィリピンの医師免許で、日本国内の医療行為に従事する事はできません。)

 

 

その時、東大さんは医学部の授業を特例で見学しました。

見学後に感想を聞いたら、「とても面白かった。一部の授業だけでは判断できないけれど、余裕で授業についていける。」とのことでした。

 

 

残念ながら、当事者の方が精神的に不安定な状況になってしまい、入学を断念した経緯があります。

ちなみに、入学時の年齢制限はないとのことです。

 

 

まあできることとできないことの差がとても大きな東大さんです。

そんな東大さんに、日々徹底的に支援をし続けてきました。

 

 

ASDな人へのオーダーメイドの個別支援を10年間。

ありとあらゆることをやってきた10年間。

その支援だけで1冊本が書けると青木さんは言っています。

 

 

 

しかし・・・・。

他の発達障害の人たちの支援と比べて、これといった大きな成長に至らなかったのです。

 

 

「3年くらいで東大さんへの支援のあり方を理解すべきだった。」と青木さんは反省しています。

 

 

まあ今後の支援に活かせばいいのではないかと思います。

 

 

 

そんな東大さんが調子を崩してしまったのです。

もちろんその原因には、パンデミックが起てから2年間、借りている家で中ば幽閉状態の様な生活をしてきたことも原因の1つです。

 

 

 

自分のことを考えるだけでも大変だったのに、支援している生徒の安全と健康、そして食生活をも考えていかなければならなかった。

 

 

私もその当時にはお世話になりました。

大変だったことは理解しています。

 

 

そのほかにも何か原因があって、不安定な状況にあったのです。

それが2年近く続きました。

 

 

途中で本人はなんとか気持ちを上げようとしていたのだと思います。

しかし、その頑張りが状態をより悪化させてしまったのではないでしょうか?

 

 

そんな東大さんですが、青木さんたちが快適な環境を整えたことで、ゆったりとした時間を過ごせました。

 

 

「途中何度も回復しました。」とこのブログでみなさまにご報告があったと思います。

全てフライングです。

 

 

 

しかし、最近になってようやく青木さんから、元の仕事に戻ることを許可されました。

11月中旬には東京の仮事務所で生活をして、1人の青年の支援を始めます。

 

 

ブログも書いても良いと青木さんから許可が出ましたので、僕としてはとても助かります。

 

 

では、東大さんブログをよろしくお願いします。

書きにくかったら、僕も書きますので遠慮しなくても良いです。

 

 

ということで、皆さん〈東大卒、30年ひきこもった男の自立に向けての最終章!!〉

ご期待ください。

 

 

 

 

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