こんな質問が僕宛に数人の人からありました。
「当事者として親をどう思っていましたか?」など。
僕の母親はとても過干渉でした。
方位学や色彩学、食事療法、挙句の果てには占いや先祖の祟りなどに関心を持ち、僕にもそれらを強要していました。
とても嫌でしたね。
何が嫌かと言うと、僕のことを全く理解していないということだから。
普通に考えれば、僕がどうして不登校になったのかその理由がわかるのに。
「頼むからさ、考えてくれよ!!」
って叫んでいました。
そんな親子の関係に希望を与えてくれたのが青木さんたちです。
母親が青木さんの団体の講演会に出て、ここならなんとかしてくれるのではないかと思い、支援を申し込んだんです。
僕はというと、相変わらず部屋の中から出ることができずにいました。(みんなが寝静まってから、食事とトイレには行っていました。)
青木さんの最初の仕事は、僕の母親の不安を減らしていくこと。
そして、僕に対しての過干渉をやめさせることでした。
と言っても「はい。わかりました。」なんて言うことはなかったですね。
青木さんには随分と迷惑をかけてしまいました。
そんな母親が大きく気持ちを入れ替えたのは、僕が自分の部屋から出て、青木さんたちの団体の事務所に行ったことからです。
「これからお母さんは、青木さんに全ておまかせします。言われた通りにするだけにします。」と僕にわざわざそう言ったくらいですから。
母親からの過干渉がなくなって、僕の気持ちはとても上がりました。
そして僕は自分のことを誰も知らない場所でもう一度やり直す決断をしたのです。
それは完全に母親から離れることになりました。
母親が原因で不登校になったわけではありませんが、自分が再び自信を取り戻すには、母親と距離を置かなくてはいけなかったのです。
さて、アドバイスですけれど、過干渉はダメです。
でも何も関わりを持たないのももっとダメです。
エイジさんや東大さんみたいになってしまいますよ。
例えば、自室に完全にひきこもる前だったら、皿洗いとか風呂の掃除を頼むということもとても良いのです。
頼んで、やってくれたら、それでお小遣いを渡す理由にもなりますよね。
でも頼むときにはそれなりの理由が必要です。
「お母さん、最近手が荒れて、水仕事は控えるようにって医者から言われたの。それで手伝ってくれたら助かるわ。」と言う感じです。
これは青木さんから聞いた話です。
まあ1番良い方法は、支援団体の人たちに聞くことですね。
ではどうすればお子さんに合った支援団体を見つけられるか?
それを明日書いていきます。
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