なぜ僕がひきこもったのか?
小学校から不登校で、22歳までひきこもった僕です。
ひとことで言えば、他者とのコミニュケーションが取れなかったということ。
クラスのみんなと一緒にいる時に、何を話せば良いのかがわからなかった。
僕がお世話になった団体のスタッフである青木さんは、小学校の時小牧空港の近くに住んでいて、学校帰りに自衛隊の基地に良く遊びに行ったらしいです。
もちろん中には入れずに、垣根ごしにジェット機を眺めていたそうです。
そんな時に、見慣れないジェット機を見たので、基地の出入り口から出てくる人に見慣れないジェット機の名前を聞いたらそれが、〈ホーカー・シドレー・ハリアー〉というジェット機だとわかった。
次の日に青木さんは教室に入るなり「大事件だよ!!凄いジェット機を見たんだよ。」と教室の同級生に話し始めた。
しかし、ジェット機に興味を持つ人なんて青木さんしかいないので、クラスのみんなは青木さんをとても嫌がった。
それでも話すことをやめなかった青木さんに、クラスの男子生徒が殴る蹴るをお見舞いした。
その1週間後には、カッターやドライバーで青木さんの後頭部を切りつけた男子生徒もいた。
みんなからとても嫌われていた青木さんです。
もちろん暴力はいけないことです。
しかし、これが現実なのです。
青木さんはなぜ嫌われているのかがわからなかったらしいです。
でも、後頭部を切られて数日入院。
退院した後は怖くて学校に行けなかったのです。
それで、ご両親は違う街に引っ越しをされました。
しかし、新しい学校でも、青木さんは同じスタイルでしたので、また嫌われて暴力を受けたのです。
多分どこの学校に移ろうが、青木さん自身が変わらない限り、いつまでもいじめの対象になっていたんだと思います。
それか、全校生徒10人くらいの離島の小学校だったらいじめはないかもしれないけれど。
まあ、義務教育後にまたいじめがあるんでしょうね。
社会に出てもいじめは続くんだろうな。
僕はというと、話しかけることができなかったし、数人の集団の中にでさえ怖くて入っていけなかったんです。
それで不登校そしてひきこもったんです。
だからひきこもりから回復するには、自分が変わらなければならないのです。
ひきこもっていた僕はそんなことにすら気づかずにただひきこもりを続けていただけです。
明日に続きます。
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