不登校の日々を思い出し涙する60歳の男。
それは青木さんです。
小学校、中学校、高校と不登校だった青木さんです。
入院しなければならないほどいじめられた青木さん。
青木さんは、ひどいいじめから逃れる為に、違う街に転校したのです。
新しくやり直そうとした小学校でもいじめられて、入院したのです。
高校でも生徒たちからひどい暴力を受けて、入院したそうです。
(それだけ周りから嫌われていた青木さんというのは、どうしようもなくダメな人なんだな。)と感じられた人もいるでしょう。
確かにダメな人だったのかもしれません。
(それだけみんなからいじめられるというのは、彼自身に問題があったのでは?)と考える人もいるでしょうね。
青木さん自身がいじめられる原因を持っていたのかもしれません。
もちろんどんな理由があっても、集団で無抵抗な人を攻撃することは間違っています。
いじめた生徒たちやその生徒を管理できなかった学校を糾弾する人たちは多いと思います。
でも、当の青木さんは、学校に対して何の不満も言いません。
だからといって、学校には何も問題がないということではないと思いますが。
「なんで学校に対して、不満や否定的な発言がないのですか?」と昔、青木さんに聞きました。
「良い思い出もあるからね。特に小学校4年時の担当だった野村先生と5、6年時担当の川島先生にはよくしてもらった。本当に楽しい学校生活を送ることができたんだ。」
「その先生たちだけではなくて、昔は用務員さんという人が小学校の中に住んでいて、その人が、いじめられて泣いていた僕に優しくしてくれたんだ。
給食のおばさんからも色々と優しくしてもらったんだ。」
「クラスにもとても優しい同級生がいてね、彼女の顔にはあざがあって、やっぱりみんなからいじめられてた。その子が毎日家に学校からのプリントを持ってきてくれていたんだ。いじめられていたけれど、優しさも他人からもらっていたんだ。」
「教会の牧師先生が、『あなたは人からもらう優しさの大切さを身を持って知っているのですから、今度はあなたが同じように優しさを困っている人たちに与えられたらと考えられませんか?』その牧師先生の言葉で、35年間支援をし続けることができていると思う。」
僕は青木さんのその話を聞いて泣いてしまいました。
世の中には、優しい人たちも大勢いるのです。
もちろんいじめたりした人たちにも、何かしらの理由があったのかもしれません。
簡単に他人を評価してしまわないようにと思った僕です。
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