発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

希望は語るものではなく見せるものだ。テル

いつも気にかけていますよ。どうか幸せになってください。

 

 

支援団体のスタッフである青木さんが、先ゆく仲間と出会うことで、「まだ希望があることがわかる。」と言ってくれました。

 

 

僕が日本からフィリピンに渡って、シンゴさん、ブンさんと出会って色々と話を聞けたことで、確かに僕も同じように努力すれば、幸せになれると感じました。

言葉でどれだけ「大丈夫だ。」と言われようが、残念ながらその根拠が曖昧なので、信じることはできませんでした。

 

 

だから、先ゆく仲間という存在は、ひきこもり支援にはとても大切なんです。

 

 

そして今、エイジさんや東大さんが自立を目指して日々支援を受けています。

変われることは練習をして変わる。

変われないことは、工夫をしたり誰かに助けてもらう。

そんなことを日々繰り返しているのです。

 

 

そして彼らがそれぞれの幸せを獲得できたら、彼らがまた先ゆく仲間になるのです。

 

 

「大丈夫だ。」と感じたから、すぐにでも変わりたかったです。

今までできなかったこと。苦手なことを克服していきたい。

そう思った僕は、モチベーションが恐ろしく高まったのです。

 

 

「やってやる。今までの遅れを取り返してやるぞ!!」と気持ちがとてもたかぶったのを覚えています。

 

 

ここまでになったら後は回復へのプログラムをやりこなしていくだけです。

 

 

日本では他人の目が気になって、家から出られませんでした。

しかし、日本からフィリピンに渡ったことで、誰も僕の過去を知らない場所でやれるので自由に外に出ることができたのです。

 

 

支援環境を整えたということです。

 

 

もちろん一直線に回復していったわけではありません。

英語を徹底的に勉強しても、いざ大学への入学が近づいてきたら、不安が強くなってきました。

 

 

そんな時には、青木さんが僕が目指している大学に在学している学生で、僕の話し相手になってくれる人を探し出して会わせてくれたりもしました。

至れり尽くせりの支援なんです。

痒いところに手が届くような支援です。

 

 

時間はかかりましたが、僕は大学に入学して、友達も出来て遅れたキャンパスライフを楽しむことができました。

 

 

また彼女もできました。

彼女ができるまでのことが、1冊の本になるくらい色々とあったのです。

 

 

また、大学卒業後の進路のことも考えてくれていて、インターンでフィリピンの会社で働くことができました。

これも本当に自分にはありがたかったです。

 

 

大学入学よりも、就職の方がもっとハードルが高かったからです。

でも、就職もスムーズにできました。

 

 

足早に僕のひきこもりからの回復を書きました。

 

 

以前は、もっと細かく書こうと思いましたが、正直自分がひきこもっていたという感覚が段々と薄れていっているんです。

 

 

日々の現実を見つめることで精一杯です。

もう自分の過去に囚われることもない。

 

 

あともう一度、ひきこもっている当事者とそのご両親に対しての僕なりのアドバイスを書きたいです。

 

 

ではまた明日。

 

 

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