発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

他者との交流を通して人となる エイジ

犬の様な食べ方はダメです。口一杯に食べ物を入れてはいけません。

 

 

私は人と違うことがたくさんあります。

以前からその点を書いてきました。

 

 

 

どうして皆さんとこんなにも違うのかといいますと、他者との交流をしていなかったからなのです。

「人は人として生まれてくるわけではなく、他者との交流を通して人となる。」と青木さんは言いました。

他者との交流を通して、学んでいくのです。

 

 

私は他者との交流を30年間もしてこなかったです。

中学や高校時代も含めますと、ほとんどといって良いほど、他者との交流をしてきませんでした。

 

 

その理由は、みんなとうまく交流できなかったからです。

何を話して良いのかわからなかったし、どう振る舞えば良いのかもわからなかったから。

それで、めんどくさいと思いました。

そして30年間、誰とも交流してこなかったのです。

 

 

私は思うんですけど、学校に行きたくないなら、行かなくても良いけれど、どこかで他者との交流をしないと私みたいに、世間ととてもズレてしまう人間になってしまいます。

今、社会復帰の支援を受けながら、日々そのことを感じます。

 

 

今となっては私は手遅れなのです。

だからみなさんには私のようにはなって欲しくないので、書いています。

 

 

ひきこもらないでください。

数年程度なら良いのかもしれないけれど、私の様に30年間は絶対に後悔します。

 

 

その30年間の遅れを取り戻すことは、ほぼ不可能だと思います。

家族のように接してもらいながら、日々支援を受けています。

朝7時から夜の7時まで絶え間なく支援が続いています。

こんな支援はどこにもないと思います。

支援者には盆も正月もないんですよ。

そんな支援に巡り会えた私は、とてもラッキーなんでしょうね。

 

 

私への支援が始まってすでに1年半が過ぎました。

しかし、ゴールはまだまだ見えていません。

しばしば、正直もう無理だなと思ってしまいます。

情けなくなって涙を流すこともあります。

 

 

それでも日本に帰国せずに、ここフィリピンで頑張れているのは、30年間のあの時には絶対に戻りたくないからです。

 

 

今年中に支援を終了と思って頑張ってきましたが、あと半年はかかりそうだと感じてます。

青木さんが、「もう充分だよ。よくここまでがんばってきたよ。」と最近よく言ってくれます。

励ましなんだろうとはわかっています。

 

 

しかし、こんな程度ではダメなんですよ。

誰からも相手にされない人間のままです。

 

 

頑張るしかない。

先を見ると、がっくりくるけれど、振り返れば、随分と頑張ってきたことがわかります。

 

 

私は、変わりたい。

私は友達が欲しい。

あともう少し。

あともう少しだ。と自分を励ましながら今日も支援を受けています。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村