発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

みんなフィリピンから出て行ってしまう。エイジ

 

 

 

テルさんが彼女と一緒に日本に帰った。

帰国前夜に、東大さんと、青木さんと私とで〈オンラインさよなら会〉をする予定でした。

しかし、テルさんに上司からの呼び出しが突然あり、キャンセルとなりました。

上司からの用事は、会社の荷物を届けて欲しいということでした。

 

 

「そんなの航空便か船便で運べばいいんじゃないか?」と思われたかもしれません。

ここはフィリピン。

日本とは違うのです。

来たらわかりますよ。

このいい加減な世界が。

 

 

大切なものは手荷物として運ぶ。

これがフィリピンに関わる全ての人たちの共通事項なのです。

日本が全ての基準だと思ったら、大間違いなんです。

 

 

そういった意味でも海外で生活してみるのも価値があることなのかもしれません。

 

 

 

テルさんから電話がかかってきました。

「キャンセルごめんなさい。帰国前夜くらいゆっくりとしたかったんですよ。6年間のことを色々と思い返したかったんです。でも、最後の最後までドタバタです。フィリピンらしいといえば、らしいですよね。」

 

 

 

「本当に色々とお世話になりました。僕はエイジさんの努力を忘れません。失礼な言い方を許してください。」

「できないことだらけなんだけれど、今より良くなる為に、諦めずにコツコツと頑張っていますよね。」

「僕はあなたよりもっと頑張れるはずなんですよ。頑張りたいんです!!」

 

 

そう言ってくれました。

 

 

どう受け止めていいのかわかりません。

まあ、テルさんの役に立ったのだとは思います。

 

 

知っている人がフィリピンからいなくなるのはとても寂しいことです。

 

 

それともう1人このフィリピンからいなくなる人がいます。

私の一番身近にいてくれた人です。

その話を聞いた時、涙が出ました。

 

 

 

新しいボジションにつくそうです。

さようならです。

いよいよ、日本人は私と青木さんだけになってしまいます。

 

 

 

私は、早く彼女を作らないとと焦り始めています。

頑張れ!!負けるな、力の限り。

 

 

♪〜 「さようなら、さようなら。元気でいいてね。」

 

         都はるみ 「好きになった人」より

 

 

 

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