発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年ひきこもった私が両親に望んでいたこと エイジ

がんばれえ〜 負けるな 力の限り生きてやれ 笑う犬の冒険より

 

それは、笑顔でいてくれることです。

私のことで悩んで自分たちの時間を無駄にして欲しくありませんでした。

「私が、ひきこもっていることで、家を空けて旅行に行くこともできない。」と両親がそう言っていると私に知らせてくれた親戚の人がいました。

 

 

そのことを知らされてとても辛かったです。

ただでさえ、両親に心配をかけていることはわかっていました。

でもどうすることもできない自分に苛立っていました。

 

 

私には、何も文句を言ってこなかった両親でした。

だからこそ、両親の本当の思いを知らされて、とても辛かったのです。

 

 

どんな子どもでも、親からほめられたいし、認められたいのです。

その為に努力もできるでしょう。

それが私の場合、全く逆の状況です。

 

 

そして、私はその状況から脱出するすべを知らなかった。

 

 

そんなふうだから、私の状況を笑顔で受け入れるなんて、それもまたとてつもなく無理があると思います。

 

 

きっとこんな状況の家庭は、日本中にあるでしょうね。

子どもと親が緊張状況にある家庭。

 

 

どうすれば良いのでしょうか?

 

 

先日の長野の立てこもり事件。

容疑者は「被害者の女性に悪口を言われたと思って殺した。」と言っていると記事で読みました。

 

 

彼の行いは決して許されることではありません。

しかし、私は彼の気持ちが少しはわかる気がします。

 

 

ひきこもっていた私は、雨戸も閉め切ったままでした。

それでも外で聞こえる近所の人たちの会話に怖さを覚えていました。

 

 

私の悪口を言っているのではないかと・・・。

 

 

大学も中退して、家でゲーム三昧のバカ息子。

世間はそう思っているに違いないと、私は思っていましたから。

 

 

こんな状況の子どもたちに、「大丈夫だよ。まだ希望はあるんだ。」と具体的な方法を教えてあげることができれば・・・

だからこそ私が頑張らないと。

 

 

そこに私が頑張れる理由がある気がします。

 

 

私は父親を笑顔にすることはできませんでした。

でも、違う家庭の人たちに希望を伝えることはできると思います。

 

 

『がんばれえ〜。

負けるな。

力の限り生きてやれ・・・』

 

笑う犬の冒険より〉

 

 

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