発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間の支援でわかったひきこもり・不登校の解決方法 1 青木

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YouTubeで話すこととなりました。

その原稿を随時このブログにもUpしていきます。

 

私たちが行ってきた支援について、こう考えています。

私自身が不登校、ひきこもりを経験し、回復した者です。

ですから、元当事者と支援者と2つの立場からの思いをお伝えできます。

 

 

30年間の支援で1000人近くの人たちの支援をしてきました。

それは、1000人近くの親御さんとお会いしたということです。

そこで、気づいたことがあります。

 

面談した親御さんの多くが子どもに対してつい言ってしまう言葉があることに気づいたのです。

それは以下のような言葉です。

 

 

「この先、どうするつもりなのだ。」「お前は何を考えているのだ。」などと子どもの気持ちや覚悟を問いただす言葉です。

 

 

当然、親御さんは子どもの状況が心配で仕方がありません。

ですからこのように聞いてしまうのも無理はありません。

 

 

しかし、両親から今の状況について色々と問われたとしても、「お父さん、僕がひきこもってしまったその理由は・・・。」「私が不登校になったのは・・・」と口を開いて、両親に対して説明する子どもはほとんどいないでしょう。

 

 

 

どうしてでしょうか?

それは子どもたち自身が、答えることができないからです。

 

 

 

子ども自身が、今自分が置かれている状況が良く把握できていないのです。

どうしてこうなってしまったのか?この先どうすれば良いのかもわからないのです。

 

 

不登校やひきこもりの問題がいまだに大きな社会問題となって解決の糸口が見つからないのは、このように当事者たちが口を閉ざして語らないことからくるのです。

 

 

 

では、なぜ子どもたちは、周りに対して自分の思いを説明しないのでしょうか?

 

 

不登校やひきこもっている本人たちは、混乱の中にいて、落ち着いて考えをまとめることができないのです。

自分が置かれている今の状況。

不登校になってしまった自分のこれからの道。

 

 

 

誰も何も教えてくれないことが、混乱に拍車をかけます。

何が何だかわからない彼らなのです。

それなのに、「どうするつもりだ。」「何を考えているのか」と問い出してみても、全く無意味なことなのです。

 

 

 

無意味なことどころか、それらの言葉は当事者の暴力や自傷行為を誘発したりします。

 

 

幸か不幸か私の家庭の場合ですが、両親はとても気が弱くひきこもっていた私に対して、何も言葉がけをできない人でしたから、何も言われませんでしたが、それはそれで、見捨てられたような気がして、不安が増すばかりでした。

 

 

だったらどうすれば良いのでしょうか?

 

 

次回に続きます。

 

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