発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不登校だった僕が海外でやり直した テル

ヒロさんこの絵が大好きだったそうです

 

 

僕はひきこもりから1歩踏み出すために家を出ました。

その時、両親には挨拶をしませんでした。

青木さんから両親に、「顔を見せない様にしてください。」と言われたこともあります。

僕と両親との関係は良くなかったですから。

 

 

少しの間、団体の事務所に滞在して色々とレクチャーを受けました。

「嫌になったらいつでも言ってください。

帰りたいと思ったら、まずはその気持ちを周りの誰でも良いので伝えてください。

少し話を聞いて、それでも家に帰りたかったら、ご両親に連絡をして迎えにきてもらうなり、家まで送ることもできます。」

 

 

 

その話を聞いて、ホッとしました。

この団体や関わる人たちを信用したいという思いを持ちながらもやはり不安な気持ちはまだ持っていましたから。

 

 

 

それからフィリピンに渡りました。

最初は1ヶ月間という期間が設けられていました。

1ヶ月間滞在して、嫌なところや身の回りのことで改善してほしいことを聞かれました。

 

 

僕は、「たまにはバスタブで湯に浸かりたい。」ということや「日本のラーメンが食べたい。」ということを話した程度でした。

このままフィリピンに居続けたいですかと聞かれました。

「日本に帰ってもまた部屋にひきこもるだけだからここに居たい。」と青木さんに伝えました。

 

 

週に1度は「フィリピンに居続けたいですか?」と

頻繁に聞かれるので少しウザくなりました。

しまいには「何度も同じ質問はしてほしくない。」と言いました。

 

 

「本当は帰りたいのに、両親や私たちスタッフに遠慮して言い出せないケースも想定しているんだ。」とスタッフは僕に言いました。

 

 

「今までそんなケースがあったんですか?」と聞いたら「若い女の子がボランティアに行って、数時間で一生分のゴキブリに遭遇して、それがトラウマになって日本でなくてフィリピンでなら生きていけるけど、ゴキブリは苦手なんです。ということが長く言えないケースがあったよ。」とスタッフに言われました。

 

(ちなみに青木さんの団体はゴキブリと遭遇することはほぼないです。その女性は違う団体のツアーに参加したのです。)

 

 

確かに、日本のゴキブリと違います。

フィリピンのゴキブリはやたらフレンドリーで、とにかく人にまとわりついてくるんです。

そして、動きが日本のゴキブリより数倍早い。

おまけに2倍くらいでかい。

 

 

僕の住んでいるコンド(マンション)は1ヶ月に1度、害虫駆除を徹底的にしていますから、日本よりゴキブリは見ないです。

 

 

家賃が1Roomで65,000円以上なら大丈夫だと思います。

ただし、新しい物件に限ります。

「こんな安い物件に住んでいます。」とYouTubeで紹介している人たちがいますが、安い物件は夜毎ゴキブリとネズミのパーティが催されますのでやめた方がいいです。

それも見たことのない数の・・・

 

 

 

 

そんなこんなで僕の新しい生活がスタートしました。

 

 

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