発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年ひきこもったエイジさんの退院とこれからの事 テル

だからジャンクフードはだめですよ。と言っても田舎にはまともに食べるものがない

 

エイジさん、昨日退院してフェリーで2時間かけてシャルガオ島に戻ってきました。

体調は安定しています。

 

 

医者からは「ヘモグロビンの数値が著しく低い原因の多くは食生活です」と言われました。

しかし、スタッフと同じものを食べているのです。

ジャンクフードをそんなに食べているわけではないです。

 

 

色々と調べたところ、他の病気は見つかりませんでした。

 

 

ヘモグロビンが少ないと言うことは貧血と言うことなんだそうです。

それで、エイジさんが体がふらふらするとか言っていたのも理解できた私たちです。

とにかく、鉄を多く取る食事に変えていくことと、日中は外に出て太陽を多く浴びる様にすることを心がけていきます。

 

 

また、スタッフは、このことをエイジさんのご家族に6時間ごとに報告していました。

とにかく大変な支援なんだと改めて思った次第です。

 

 

ただ、エイジさんのご家族からは、両親ともどもご高齢でもう50代のエイジさんの世話はみられないと言うことを言われてしまいました。

 

 

これが50・80問題なのですね。

エイジさんに改めてどうしたいのかを聞いてほしいとご両親から言われたスタッフです。

それで、僕が代表してエイジさんに聞きました。

 

 

「どうしたら良いのかわからない。

どうしたら良いと思いますか?」と言われてしまいました。

 

 

フィリピンに居たくないなら、青木さんにそう言えば良いんですよ。すぐに日本に帰る支度をしましょう。

でも日本に帰っても何もない生活なんですよね。

昔、何度もそう言っていましたよね。

だったら、もう少し頑張ってみるのもいいのではないですか?

 

 

医者からは生活リズムを変えなさいとアドバイスをもらいましたから、早速変えていきましょう。

1ヶ月程度、ゆっくり体調を元に戻して様子を見ていきましょう。

それから改めて考えてもいいのではないですか?

 

 

「今回、スタッフが体の世話をしてくれました。

申し訳ないなと思いながら、丁寧に嫌な顔一つしないで世話をしてくれました。日本では一人ぼっちなんです。」

 

 

 

ここにいたいなら、お金を稼がなければなりません。

まだ、やりたいと思うなら、青木さんたちスタッフは引き続き、全力でエイジさんをサポートしていきますよ。

 

 

大切なのは、あなたの思いなんです。

 

 

言いすぎましたか?

青木さんにエイジさんとの会話の録音を聞いてもらい、チェックしてもらいました。

「問題ない。よくそれだけはっきりと自信を持って言えたね。すごいな。」と褒めてもらいました。

 

 

とにかくこの団体の役に立てたことが僕は嬉しい。

エイジさん、やれるところまでやりましょうよ!!

僕でもできることがあったらなんでも言ってください。

 

 

いつものあれ言っときますね。

 

 

 

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