支援者の方から頂いた庭掃除の仕事をするエイジさん 2015年
「フィリピンで日本での様な生活を求めないという設定で考えるならば、それでも毎月20万円は必要だと言われました。結婚して、住まいは賃貸一軒家で子どもは1人。
学校は小学校から私立で大学はフィリピンのマニラにある公立大学を卒業する。」
1回20万円稼げれば良いわけではなく、結婚して子どもを持つなら、20年近くはその額を稼ぎ続けなければならないですよね。
すでに50代に入っているエイジさんに、それを望むことは無理ではないですか?
僕はそう思いました。
「20万円稼ぐ力を身につけるのには、何がしかのご両親の協力が必要となります。ご両親とあなたの思いを共有してみます。」と青木さんが言ったわけだから、例えば賃貸ではなく、家を建てるということを親に助けてもらうということかもしれない。
それでも20年近く10万円以上の稼せぎが必要なわけです。
もちろん結婚すれば就労は可能です。
もしくは就労ビザを手に入れれば、フィリピンでも働くことは出来ます。
しかし、日本での様に稼ぐには、それなりの大きな企業に入るか、もしくは自分で事業を起こして成功させないと無理です。
30年間ひきこもっていて、働いた経験がないエイジさんにそれができるのか甚だ疑問なんです。
青木さんのことだから、いい加減なことを言わないとは思います。
僕が具体的なことを青木さんに聞いても、「これから練習が始まる。」というだけです。
「色々なことを一緒にやってみて、エイジさんが何を選ぶかだよ。」とも青木さんは言います。
どちらにしても、エイジさんが希望通りになるのか、ならないのかが、はっきりすると思いますので、今後の報告を見続けていきたいです。
僕は喧嘩を売っているわけではありません。
ヒロさんが20歳でフィリピンの高校に入り直して、その後大学まで出たことに感動しています。
そればかりか、就職して家を建てるだけの大金を貯金できたことにとても驚いています。
奥さんに副業を与えたに至っては、並の人ではないですよ。
そこまで彼を変えたのはこの団体なんです。
とても凄いことだと思っていますから。
で、30年間ひきこもっていた50代の人がどうなるのか?
僕はそれを興味深く見守っています。
僕だけではないでしょうね。
「そんなの口だけだ。」と思っている人もいると思います。
でも東大さんやエイジさんが幸せになれば、それはそれでとても大きな希望を日本で苦しんでいる人たちに届けられると思っています。
どうか、みなさん応援してください。
この団体の人たちが、一生懸命頑張って支援していることは本当です。
どうかその成果が出ますように!!
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