発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ASDの特性が強い人の婚活。テル

 

 

東大さんには、彼女がいます。

それは2年前に出会った女性で、彼女とは50回はデートをしてきました。

50回もデートをしてくれたというのは、それだけ東大さんを受け入れてくれたということです。

 

 

 

東大さんの写真とプロフィールを婚活相手の女性に見せますと、ほぼ100%興味を示してくれます。

しかし、メールのやり取りで早くも撃沈する場合が多いのです。

簡単にいうと相手の女性が、東大さんからの情熱を感じられないから進展しないのです。

 

 

甘い言葉も優しい気遣いもできない東大さんなのです。

もちろん、青木さんたちは、こんなメールの文言を送りなさいと教えてくれます。

僕の場合もそうでした。

 

 

とにかく青木さんたちは、彼女の心を捉えるノウハウを僕に徹底的に教えてくれました。

時には、1杯のコーヒーで何時間も話し合ったり、遅くまでクラブでどう女の子に話しかけるかまで・・・・。

 

 

僕だって彼女が欲しくて仕方がなかったのです。

でも、小学校から学校に行けていないので、女性に対してとても大きな恐怖を感じていました。

 

 

 

日本の女性が相手なら、何もできなかったと思います。

しかし、ここフィリピンでは、相手の女性は僕の過去を知らないのです。

相手の女性は聞こうとも思わないのです。

聞いたとしても理解ができないのです。

 

 

だから、僕自身、日本の女性に対して感じるような不安な気持ちはありませんでした。

それ以上になんとかなるのではという甘い期待もありました。

 

 

青木さんたちは、デートの練習を何度も何度もさせてくれました。

それはとても大きかったです。

実戦の中で僕は学ぶことができたのですから。

 

 

先輩のブンさんも、シンゴさんも同じでした。

何度も何度も練習をしていく中で、女性に対しての関わり方を学んだのです。

もちろん、みんな大学に行っていましたから、勉強や仲間との時間も必要でした。

恋愛の練習だけではありませんでした。

 

 

しかし・・・。

東大さんはこの3年間、ほぼ婚活の事しかしていません。

しかし、うまくいっていないのです。

 

 

50回もデートをしてくれた女性とお付き合いもできたのです。

しかし・・・・。

破局になるのは時間の問題だと思います。

 

 

なんでそうなるのか?

YouTubeでそこらへんの話を彼女から聞きました。

もちろん、東大さんがいる前でです。

 

 

ぜひ、これから始まるYouTubeを見てください。

これがASDの特性が強い人の現実なのかとわかってもらえると思います。

 

東大さん、落ち込まないでください。

落ち込む暇があったら、「次行こ!! 次。」ですよ。

 

 

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