少しでも機能を回復したいです。
私は30年間ひきこもっていました。
みんなとうまくやっていくことがとても苦手だったからです。
学校に対しての不満なんて、何もありはしません。
ただ私だけが周りの人とうまくやっていけなくて、次第に自信を無くしたということだけです。
大学1年の夏前には大学に通えなくなりました。
友達が1人もいませんでした。
世の中には友達がいなくても平気な人たちもいると思います。
だからと言って、友達なんか必要ないと言い切るのは、その人にとっては良いのでしょうけどね。
私は嫌なんです。
みんなとそこそこ仲良くしたい。
みんなの輪の中の中心じゃなくて、端っこでいいのでいたいのです。
東大さんも同じことを私に言っていましたよ。
1人は絶対に嫌だって。
だから私たちはこのフィリピンにいるのです。
日本では「お前邪魔だ。」とかよく言われる私です。
ショーケースに入っている料理を、一品ずつ取っていくスタイルの定食屋さんがあります。
あそこにいくと、よく怒鳴られるのです。
「くそジジイ、早くしろ。」って。
「お前みたいな奴は外に出るな。みんなの邪魔だ。」ってよく言われます。
青木さんと一緒の時もあったのですよ。
そんな時に、青木さんが「ごめんなさいね。申し訳ない。」と言って怒った人たちに謝るのです。
私は、青木さんに対して申し訳ないな。と思いながらも動作が遅い自分を憎んでしまいました。
3年前にフィリピン人スタッフたちが、日本での講演会の為に来日しました。
その時に、私とフィリピン人スタッフが食事を取りに定食屋に行ったのです。
そして他のお客さんに怒鳴られました。
その時、日本語のわかるフィリピン人スタッフが、「この人は生まれつき動作が他の人よりも遅いのです。理解してくださいね。」と優しく言いました。
そしたら、そのお客様が「関係ないよ。俺だけじゃないよ。ほら俺の後ろ大渋滞になっているから。」と文句を重ねて言いました。
フィリピン人スタッフはその言葉を聞いて、驚いた表情をしていました。
私はなんとかしないといけないと思って、「すみませんでした。私は食べるのをやめます。」と言って店を出ようとしました。
フィリピン人スタッフが、「エイジさん出てはだめです。ここで食べなさい。」と強く言いました。
そして料理が盛られたお皿を取って席につきました。
納得がいかなかったのでしょうか、先ほど文句を言われたお客様が、私たちの席に来てこう言いました。
「俺はみんなの意見を代表して言っただけだよ。
障害者は家でじっとしていればいいんだよ。
働いているのか?
俺たちが働いて納めた税金で食っていけているんだろう。
だったら、感謝ぐらいしろや。」
フィリッピン人スタッフがこう言いました。
「あなたが事故にあってこの人のように動作が遅くなったら、外に出ず家でじっとしていますか?」と聞き返しました。
そしたらその人は黙ってしまいました。
「ちょっとでいいので、優しさをください。そしたら、怪我をしたあなたもきっと外で安心して食べることができますよ。」って。
私は泣いてしまいました。
今でも泣いています。
外国にもこのように差別を持った考えの人がいます。
しかし、多くはスタッフと同じ考えを持った人たちなのです。
スタッフが最後にこう言っていました。
なぜ、誰も私の味方をしてくれないのですか?
日本は素晴らしい国なのに。
私は日本を愛しています。
ですから、私が皆さんの邪魔にならないように日本から出ることにしました。
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