発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

学校が変わっても僕の生きづらさは変わらない。テル

      回復して働き始めた東大さんです

 

 

学校側にも変わらなければならない部分があると僕は思う。

僕は小学校3年の時に、なんとか気力を振り絞って再登校したのです。

その時に母親から担任に事前に登校すると連絡を入れてあったのです。

 

 

3年になって初めての登校でした。

6月くらいだったと思います。

その時の担任の発言がとても悲しかったです。

「テル君は十分お休みしましたから、元気になって戻ってきました。」

「テル君、もうお休みはしないよね?」と僕に向かって言ったのです。

 

 

お昼休みにクラスのみんながその発言を引き合いに出して僕を揶揄いました。

翌日から僕は登校できなくなりました。

 

 

 

場を和ませようとした上での発言だと今なら分かりますが・・・。

もうちょっと違う言い方ができなかったのかって思いますね。

 

 

僕自身はクラスのみんなからいじめは受けていません。

というか、ほとんど登校していないのでいじめを受ける機会もなかったんだろうな。

 

 

でもあのまま登校していたら、確実にいじめの対象になっていたと思います。

そのいじめは青木さんやヒロさんの時のように、義務教育終了後も永遠と続くのです。

 

 

 

学校の対応が良くないことは確かです。

もちろん現場で必死になって子どものことを思っている先生方も多いのです。

それでも今の学校は変わらなければなりません。

 

 

でも学校側が変わるだけでいいのでしょうか?

いじめられている本人が、なぜいじめられたのかその理由を知り、本人も変わる努力をする必要もあると僕は思うのです。

 

 

例え、学校が変わったとしても、僕たち自身の生きづらさはそのままなのです。

高校、大学、社会、結婚生活と次から次へと自分を取り巻く環境は変わっていきます。

しかし、僕たちが変わらなければ、僕たちの生きづらさはそのままなのです。

 

 

東大さんやエイジさんもそうです。

義務教育終了後、アルバイトや就職に挑戦したヒロさん、100社の面接で数社の採用。

採用された仕事場で、また周りからのけものにされてしまったのです。

 

 

青木さんもそうです。

会社に勤めたものの、周りとうまくいかなくてやめてしまった会社は5社にのぼるそうです。

 

 

学校も変わらなければなりません。

そして、僕やヒロさん、青木さん、ブンさん、シンゴさん、大統領さんも自分の中の何が問題なのかを理解する必要があったのです。

 

 

自分は何を苦手としているのか、具体的に何に困っているのかをまず知ることです。

あとは、そのことに対処する手立てを考えればいいだけです。

周りに、何を助けて欲しいのかを伝えることができます。

 

 

僕は支援を受ける中でそのことがわかったので、社会に戻ることができました。

 

 

また明日。

 

 

 

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