僕は小学校、中学校と不登校だった。
高校は通信制高校に進んだけれど、数回通って行けなくなった。
それで高等学校卒業程度認定試験を受けて受かった。
そして、ひきこもった。
僕の不登校そしてひきこもりには原因があります。
世の中には、原因がない不登校やひきこもりもあると言う人たちもいるけれど、そうだとしてもそれはごく少数ではないのかと思う僕です。
全ての不登校に当てはまることではないです。
不登校の問題解決を語るときに、そんな意見を出さないで欲しい。
不登校の中で、圧倒的多数の人たちの原因があやふやになってしまうのではないかと危惧するからです。
青木さんはいじめられたから不登校になったのです。
ヒロさんもいじめが原因です。
それらが直接的な原因です。
なんでいじめられたかというと、青木さんにしてもヒロさんにしても、みんなと同じではなかったからです。
みんなと同じでなければならない日本という国。
その中でも小学校、中学校は特にみんなと同じことを強要されます。
同じでない人たちは、クラスメイトが排除しようとします。
だって、みんな同じ言葉を話し、同じ皮膚の色をした日本人だし同じく無宗教だから。
みんな同じで、違う人なんていないのです。
違っていたら、おかしいんですよ。
勉強が特別できなかったり、コミニュケーションが取りづらかったり、体が不自由だったり、顔にあざがあったりする人たちは、みんなと同じではないから排除されるのです。
だって、生まれてから死ぬまで、自分と違う人なんて自分の生活圏にはいないからです。
だから、青木さんは入院しなければならないほどいじめられた。
ヒロさんは、クラス全員から「早く死んでください。」というメッセージが書かれた寄せ書きを贈られた。
違いを認めない方がおかしいんですよ。
でも今の日本は、国民の代表である国会議員たちですら、差別を平気でいうからね。
日本からいじめなんてなくならないですよ。
無理ですね。
どうしようもないことなんですよ。
今も青木さんや、ヒロさんのような子どもたちが、「助けて。」と言えずに家の中でじっとしているはずです。
僕たちの様に死んでしまいたいと思っているかもしれない。
今、そこから逃げてほしい。
自分を傷つける前に。
誰かを傷つけてしまう前に。
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