10,000円が3800peso。
2年前までは10,000円が4600peso前後でした。
フィリピンの物価上昇もとても大きくなっています。
行きつけの食堂の値段が今年の3月時点で2年前と比べても2割上がっていました。
そして今月また1割上がっています。
青木さんは、支援している関係上、値段のチェックを頻繁にしていますが、何もかもが値上がりしていることに戸惑っています。
フィリピンの物価が上昇したことで、今年後半から英語を学びながらフィリピンで支援を受ける予定の人たちのキャンセルが数例あったそうです。
かくいう私も大変困っています。
今は、フィリピンよりも日本の方が物価が安いです。
フィリピンの物価が安いという情報をネットで散々流していた人たちがいました。
フィリピンでフィリピン人と同じ生活を送れれば、生活費はもちろん安く上がります。
フィリピンで日本と同じような生活を送りますと、およそ平均して2倍くらいの生活費がかかります。
多くの人たちが、「フィリピンは安い。安い。」という言葉に踊らされて、フィリピンに移住してきましたが、夢やぶれて山河ありです。
残念ですが、フィリピンでの生活、ゲームセットでございます・・・。
あと半年はここでの生活ができますが・・・。
半年で自立なんて無理ですよ。
私も日本帰国の選択肢しかないです。
あああああ。
なんなんだ。
ここまで頑張って来たのに。
日本に帰ったら窮屈な生活に逆戻りだ。
私こんな風情ですから街に出ていきますと、邪魔者扱いされるのです。
30年間のひきこもりから脱出できた喜びで、デパートのレストランに行ったら、周りから嫌な顔をされました。
コンビニに行ったら、やんちゃな中学生から「ジジイ、きもいから死ね。」と言われて唾を吐かれました。
自転車に乗っていたら、女子高校生から「ジジイ遅いんだよ!!♪〜 チリン、チリン」と怒鳴られました。
私の様な見た目が悪く、のろまな人間は日本で生活すると、みなさんの邪魔になることがよくわかりました。
それで、私はフィリピンに引っ越しを決意したのです。
この国では、ゆったりと楽しく生きていけますから。
私の様な人間でも尊厳を保つことができますから。
4年間通い続けてそう確信しました。
でもそれも夢でしたね。
なんかもう、だめです。
死んでしまいたい。
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