発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

私がフィリピンに移住する理由 エイジ

冬の中に春を。日本でしか味わえません。山口百恵の歌を歌いたい。素晴らしい国日本。



 

フィリピンに帰国しました。

3泊4日という短期のスケジュールで駆け足で過ごした日本です。

日本に帰った時より、フィリピンに帰った時の方がホッとします。

 

 

仕事をしていて、お給料もそれなりにもらっている方々にとって日本は、安全で豊な食生活と健康的な生活を送れる国なのだと思います。

 

 

私の様な障害者で高校卒業後30年間ひきこもってしまった人間にとっては、とても生きづらい場所なのです。

日本が悪いわけではありません。

日本に馴染めなかった私が悪いのです。

 

 

それでも、改めて日本に帰ってくると日本はとてもいい国だなと思います。

それはフィリピンと日本とを比べての話なんです。

 

 

 

昔は、日本よりフィリピンの方が圧倒的に良いと思っていました。

昔といっても今から5年前程度の話です。

 

 

 

パンデミックが終わり3年ぶりにフイリピンに帰りましたら、私が知っているフィリピンではなくなっていました。

物によって違いますが、物価が平均して3割程度高くなっていました。

そして円の価値が下がりペソが円に対して強くなっていました。

5年前に比べて2割程度円の価値が下がってしまいました。

 

 

 

私にとって、これは正直とても痛いです。

フィリピンに移住する計画を根本的に考え直さないといけなくなってしまいました。

 

 

 

街中のレストランに入らなくなりました。

服が多少くたびれても我慢して買わないようにしました。

できるだけ、日本に帰国した時に、必要なものを買ってフィリピンに持ち帰るようにすることにしました。

 

 

物価が安いというのは、過去の話になりつつあるフィリピンです。

しかし、それでもなお私を魅了してやまないフィリピンなのです。

 

何が良いのかフィリピン?

 

 

1、はっきりと自分の感情を他人に話す国民性。

 

私はASDなので、日本よりコミニュケーションは取りやすいです。

 

2、困っている人がいたら、恥ずかしがらずに積極的に助けようとする国民性。

 

私は、誰かの助けをいつも必要としています。

自分から助けてと言うようにと指導を受けていますが、なかなか言いづらいものがあります。

その点、フィリピンは助けあうという行動がDNAの中にすでに記憶されているかの様に、助け合う気持ちにあふれている人たちが多いです。

 

3、困っていても前向きに考えようとする国民性。

 

私はできないことが多くあって、いつも泣きたい気持ちに溢れています。

そんな私に「いつも笑っていなさい。」とスタッフがよく言ってくれます。

よく考えたら、一緒に泣いてもらうより、前向きに進もうと背中を押してくれることの方が私には必要なのです。

 

 

ありがとうフィリピン。

ありがとう日本。

私が自立したら、恩返しを日本とフィリピンに必ずいたします。

 

 

こんな私でも誰かの役に立てると実感したいから。

 

 

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