支援している日本人の青年Aさんがフィリピンの大学に進みました。
彼はASDと診断されていて、他者とコミュニケーションを取るのがとても苦手です。
ですから、私たちは同じ大学の同じ学科の学生で彼を支援してくれる人を探しました。
大学側から推薦してもらった女子学生は、勉強もでき、困っている人を支援するボランティア団体にも属しているとても素敵な女性でした。
その女性と青年との相性が良いかどうか2週間ほど様子を見ました。
青年からは、とても優しい女性なのでぜひ彼女に学内での支援をお願いしたいとの依頼を受けました。
彼女は障害児教育も少し学んだことがあるので、発達障害についてもある程度の知識は持ち合わせていました。
しかし、ASDの人と関わるのは初めてでした。
彼女の両親は彼女が幼い頃に事故で亡くなっています。
それで、特待生として大学に通っていたのです。
ですから、日常生活はいつも質素な生活を送っていました。
その状況も私たちが支援している青年には伝えてありました。
ある時、こんなことが起きました。
その彼女がお昼代を持ち合わせていなかったのです。
それで青年にこう言ったのです。
「とてもお腹が空いています。」
青年は彼女にこう言いました。
「大学の目の前に食堂があるからそこで食べたらいいよ。」と。
私たちならこう聞くでしょう。
「どうしたの?昼食代持ち合わせていないの?」と。
この話を大野とのミーテイングでシェアしました。
大野はこう言いいました。
「Aさんは優しくないな。僕なら食堂まで案内してあげますよ。」と。
大学の目の前に食堂があることは誰もが知っています。
とても大きな食堂で、目立つ看板もあります。
いつも大学の生徒たちで賑わっています。
「ああああ、なるほど。そうなんだ。」と私たち支援者は受け取ります。
でもご家族でしたら、大変でしょうね。
彼らの発言が理解ができないでしょうね。
彼らのありのままを受け止めるしかないのです。
そんなことが広く世間に行きわたったらいいなと思っています。
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