発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年ひきこもって今。 程度の悪いASDな東大

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大学院の研究室で、周りの研究生たちから「一緒に研究に携わりたくない。」と言う声が出て、私は研究チームから外されました。

 

 

教授からも、私の問題点を色々と指摘された上で私は研究担当を変えられたのです。

私は精神的に参ってしまい、大学院の研究室に行けなくなってしまいました。

大学院でも不登校と呼ぶのでしょうか?

 

 

 

母親がなんども大学院に赴き教授とも会い、時間はかかりましたがなんとか大学院を終了となりました。

 

 

 

しかし、このような状況になったのは、私に原因があったとは思いたくなかったのです。

問題なのは、研究生たちの私に対する態度と、担当教授の私に対する偏見や嫉妬だと思っていました。

 

 

そんな気持ちを持ち続けて30年、家でじっとしていました。

東大大学受験の時に勉強した問題集や、大学生時代に愛用していた本などを捨てずに、持っていました。

 

 

 

時々眺めては、「あの時は輝いていたな。どうしてこうなってしまったんだろう。」と深いため息をついていた私です。

 

 

 

私は、50代になり青木が代表をしている団体に繋がりました。

そして支援をうけて、仕事ができるまでになりました。

勉強を教えることが得意だと気づいてくれた青木が、私にその仕事を与えてくれたのです。

 

 

 

勉強ができない子どもに勉強を教えるのです。

何でつまづいているのかを、一緒に勉強することで探っていきます。

時に、大変な忍耐が必要となります。

 

 

勉強がわからない苛立ちから、飲みかけのジュースを私の顔にかけた青年や、教科書を私の目の前でビリビリに破いた青年もいました。

 

 

でも、私は感情的にならないのです。

むしろ、そんな態度を見せられると強い情熱がわきあがります。

だって、分かりたいけれどわからない自分に腹がたつわけですから。

 

 

 

無気力ではないのです。

無気力な青年に対して私は何もしてあげられません。

 

 

支援に繋がっても無気力気味な青年はいます。

それは青木や他のスタッフたちの役目なのです。

彼らが支援する青少年たちの心を開き、支援者に対して信頼を寄せる。

 

 

 

そうして私に支援はバトンタッチされるのです。

 

 

勉強ができなかった青少年が勉強が楽しいとなれば、私はとても嬉しいです。

ある青年と私は一緒にフィリピンの大学に通っていました。

そして、その青年は学部内で1番の成績をとったのです。

 

 

その時の青年の表情が忘れられません。

なんどもなんども掲示板を見直していましたね。

 

 

私もなんどもなんども掲示板を見直したのです。

「東大さんも嬉しかったんですね。」

そう思ってくれますか?

 

 

いいえ、違います。

その生徒の成績を喜ぶことより、納得がいかない気持ちが強かったです。

あのですね、私の成績は4番目だったんですよ!!

 

 

納得がいかなくて教授の部屋まで行って、「間違いではないですか?」と問いただしたくらいです。

 

 

 

いまだに納得がいかない私です。

絶対に採点ミスですよ!! (笑)

 

 

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 日時   86日(金)〜813日(金)

       

       午前9時から午後9時まで 

       1人2時間以内でお願いします。

 

 

 費用    無料です。

 

 

お問い合わせ   事務所電話 052-564-9844

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