最高だ。素晴らしい。こんなにも心が動かされるなんて。
僕は中学に通えなかった。
完全不登校だ。
小学校も不登校だった。
「中学校に行かなくてもいいんだよ。みんなと同じでなくても良いんだよ。」
母親に連れられて行った講演会で、講師が優しく壇上から語りかけていた。
「くそ講師!!ふざけるな。叩き潰すぞ。何もわかっちゃいないくせに。」殺気だった視線を講師に投げかけるのが精一杯だった。
隣で講師の言葉に深くうなづいている母親の存在を消し去りたいと僕は強く願っていた。
自分だけ席を立って建物からでた。
外の空気は美味しかった。
同じ瞬間、僕はこの世界で孤独だと強く感じた。
その時には自分の言葉で自分が感じていることを表現できなかった。
この団体に出会ったことで、僕は死ななくても良くなった。
学校に対する強い思いは、僕だけではなくて、ヒロさんも同じことを感じていたことがわかった。
それで救われた。
死ぬことを考えなくなった。
ヒロさんだけではなくて、青木さんも学校に戻りたかった人です。
だから、高校を退学した後、一年遅れてでも高校に入り直したんだ。
僕の気持ちを理解してくれる人たち。
そんな人たちがいるとわかっただけで、僕は死ななくて良いと思えた。
ポカリスエットのCMを見た。
TV画面に釘付けになった。
どうしようもなく涙が溢れて仕方がなかった。
中学校に行きたかったんだ。
みんなと楽しく過ごしたかった。
笑い合いたかった。
冗談を言ってみんなと笑い合いたかった。
その中に僕がいるんだ。
わかってもらえますか?この僕の気持ち。
みんなの輪の中にいたかったんだ。
みんなと給食を食べたかった。
部活動の帰りにみんなで買い食いをしたかった。
僕は何もしてこなかった。
ずーっと僕は1人だった。
もうその時間には出会えない。
いまだに、小学校や中学校の夢を見る。
みんなと楽しく過ごしている自分がいる。
夢だったんだ。
なんだ、夢だったのか。
僕には友達がいる。
笑ったり、励ましたり、喧嘩したりする友達がいたんだ。
長い間、悪い夢を見ていた。
夢から覚めた。
僕はずっーと1人だった。
不登校の子どもだからといって、「学校に行かなくても良いんだよ。」と決めつけて話さないでください。
僕みたいに、学校でみんなの輪の中にいたいと願っている子どもいるんだから。
ポカリスエットのCMを見て手が震えた。
すぐにインターネットで動画を探して見た。
なんどもなんども見た。
僕が15歳の頃、感じていたあの気持ち。
その当時は言葉にできなかったあの気持ち。
このCMが今、表現してくれている。
「君があの時感じていたあの気持ちはこれでしょう。」って監督が画面から言っている気がした。
僕が感じていたあの気持ちは僕だけではなかったんだね。
涙が止まらない。
学校でみんなの輪の中にいたかったんだ。
隅っこでも良いので。
輪の中にいたかったんだ。
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