発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

母からの電話。ついにその時が来た。A回復日記20210319

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  春は良い。冬の季節は寂しさが増すだけだ。

 

 

 

「お母さん、お父さんの世話をしてきたけどな、もうできないわ。お母さんが、お世話をしてもらわなければならなくなった。お父さんと一緒に施設に入ろうと思うんや。それで私の頭がボケないうちに、色々とやっておきたいことがあるから、一度家に戻ってきてもらえんか。」

 

 

 

 

母から私に電話があった。

私は携帯電話を昨年末に契約した。

支援団体の人たち以外での初めての電話が、母親からだった。

 

 

 

いつもの母ではなく、気弱い母だった。

あたり前のことなんだけれど、母は歳をとったと感じた。

いつまでも強い母だと思っていた私。

 

 

 

その晩、なかなか寝付けなかった。

夢を見た。

怖い夢だった。

 

 

 

期待をして移り住んだセブ市。

でも青木さんも東大さんも病に倒れてすぐになくなってしまった。

そして私は1人。

 

 

結局セブ市に移り住んでもセブでひきこもっている私がいた。

深夜に目が覚めた。

たまらなく怖くなったので、深夜にも関わらず青木さんに電話した。

 

 

 

すぐに電話に出た青木さん。

「どうしましたか?」

「・・・・・・」

 

 

 

「怖いんです。結局死ぬまで1人の気がしてきた。」

「手応えがないからですよね。実感がわかないですか?」

「私、家庭をきづけますか?」

 

 

「あなた次第ですよ。誰が家庭をきづきたいと思っているのですか?」

「私がそう思っていますけど。」

「だったら家庭をきづく目標を目指して頑張りましょう。」

 

 

 

「今、夜中の3時ですけれど。まだ仕事ですか?」

「セブ市は深夜2時です。」

「あの、死なないでくださいね。私が家庭をきづくまではどうか死なないでください。」

 

 

 

「大丈夫ですよ。あと2年程度でしょ。まだ生きているから。」

青木さんは笑った。

少しほっとした。

 

 

「すみませんでした。こんな時間に電話して。」

「いいえ、不安になってすぐに電話をしてきてくれたんだね。ありがとう。」

 

 

「この前デパートに行ったら、滋養強壮のドリンクを見つけたので、買いました。スタッフの人に頼んで送りましたから、飲んでください。東大さんの分も買いましたから一緒に送りました。」

「ありがとう。それを飲んでもっと元気を出していきますよ!!」

 

 

 

青木さんの声を聞いてたら、安心した。

それですぐに寝れた。

 

 

 

明日、母に電話しよう。

「ごめんなさい。」と、「私は大丈夫だ。」と伝えたい。

 

 

 

絶対に家庭をきづきます。

1人はもう嫌だ。

寂しいのです。悲しいのです。

 

頑張ります!!

 

 

 

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