発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

25日から相談会に参加します。東大

 

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支援している人の就学ビザを変更する必要があるので、その人に寄り添って日本に行きます。

 

 

 

25日から1週間の滞在を予定しています。

 

 

ちょうど同じく開かれるサポートセンターの相談会にも参加します。

また、依頼されている訪問にも私が行かせてもらうつもりです。

 

 

 

中には、私と会うことを楽しみにしている休学中の大学生もいます。

 

 

 

とても成績が優秀な学生ですが、人と関わることが苦手で学生時代は勉強だけしていたらしいです。

一番苦手と感じている、人との関わりをあえて避けていた彼でした。

 

 

 

しかし、就職が迫ってきた時期に就活が怖くてできず、そのままひきこもり大学も休学しているのです。

 

 

なんとかしたという思いはずっと持ち続けていたそうですが、休学してしまったので、就活には大きくマイナスになることは間違いなく、もう全てがダメになったと思い込んでいるのです。

 

 

 

そこまで彼の心の中を整理するのに1年半かかっています。

 

 

 

そして、全てがダメなわけではなく、今からでも遅れを取り戻すことができると知った彼なのです。

しかし、それが本当なのかどうか?

 

 

 

実際に僕に会って話を確かめたいとのことです。

 

 

会いたいと思ってくれるまでに、また1年がかかっています。

つまり関わり始めて、会えるまでの状態になるのに3年間ほどかかっているのです。

 

 

 

「サポートセンターはゆっくりだな!!」

 

 

いえいえ、それは違います。

そのくらい時間がかかってしまうのです。

他人の心に土足で押しいるようなことはできませんから。

 

 

怖いのですよ。

みなさんが思いつかないくらい、不安が大きい僕たちなのです。

 

 

そういえば、ちょっと支援をしている人の話をご紹介させていただきます。

A君は30代前半です。

15年近く自室にひきこもっていました。

 

 

会うまでに2年近くがかかっています。

 

 

僕たちが考えた出るときの条件は、深夜に大きな車で、窓はスモークが貼ってあること。

 

 

そして家から出た後は、ホテルで宿泊する。

ホテルからは極力出ない。

必要なものは家から1度で全て持ち出し、実家には帰らない。

 

 

昔の服は嫌な思い出が染み込んでいるので持っていかない。

新しい服を着る。

 

 

 

さてさて、フィリピンにやってきた彼です。

 

しかし!!

 

 

フィリピンでもひきこもりのような生活になってしまいました。

いやいや、ありえないですよ。

困りました。

 

 

話を聞きました。

「フィリピンでも、外に出るのが怖い。人の視線が気になる。英語が話せないのにどうして外に出られるんだ!!」

 

 

私たちは我慢強く、丁寧に丁寧に毎日接してきました。

色々と紆余曲折がありましたが、今は元気に毎日大学に行っているのです。

 

 

不安が強いので、私たちのスタッフを同級生として同じ大学に行かせました。

だって、「トイレに行くのが怖いので、一緒に行って欲しい。」というくらいですよ。

 

 

 

しかし、2年間のフィリピン生活で、見事独り立ちしました。

 

 

今は、一人で乗り継いで、大学に行っているんですよ。

笑顔です。

勉強は大変だけれど楽しいらしいです。

 

 

いやいや、すごいなサポートセンター。

ここまで人を変えてしまうのですから。

少しは自画自賛しても良いですよね!!

案外、誰も認めてくれないこの働きなのです。

 

 

さて、読者のみなさん、名古屋での相談会の枠はまだ、残っています。

東京は残り少ないそうです。

迷っているみなさんは、相談だけで、安心できたら良いですよ。

 

もしかしたら、回復への大きなヒントが見つかるかもしれません。

 

 

何もしないと何も起こりません。

当事者は自ら動くことができないのですから。

 

 

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