あんた、真面目に聞きなさい。
あんたの本心が顔に出てるよ。
私はあんたの事を思ってるんだからね。
彼女からそう言われて、少し落ち着く事ができました。
大学に行ったら何やられるかわからないからな。
俺が死んでもいいのか。
あんたね、逃げたらあかんのよ。
今その大学から逃げたってまた、新しい場所でいじめられるよ。
環境を変えるんじゃなくて、あんたが変わってごらんよ。
それができないから、大学を変わるんだろうが!!
自分が変わる努力を少しでもしたの?
スタッフと一緒に何年もしてんだろうが!!
やるべき事は全部やったというなら、私はこれ以上何も言わないよ。
でもそうじゃないなら、もう少しがまんして大学に行きなさいよ。
それに、大学の同級生達はあんたを脅かして、その様子を楽しんでるだけなんだよ。
あんたが、不安がっている様子を見て、皆で笑っているんだよ。
私は、あんたに落ち着いてほしいんよ。
まあ、よくぺらぺらぺらぺらとしゃべるな。
ふーん。
あっー、イライラする。
でも、彼女が言った事って、青木さんが言いそうな事だな。
それと、大統領もこんな風に言うだろな。
裏で結託して、俺をからかってんじゃねえか。
そうに違いないな。
くそ、この野郎、馬鹿にしやがって!!
俺は再び、頭に血が上り、席を立って彼女を置き去りにした。
このままだと、暴れそうになってしまうから、落ち着く為にも
外に出て歩く必要があった。
皆が裏で糸を引いているんだ。
頭に来たから青木さんに電話した。
あっ、青木さん、あのさ、あんた俺を馬鹿にしてんだろ!?
#%&’&%!!’&(‘&’&%$#%$$?!!
青木さんはいつものように淡々と話をしてくれた。
だよな、あんたが俺をばかにするんならこんなに長く一緒におらんよな。
なんだか、頭がパンクしそうになってきた。
携帯をみたら、彼女からのメールが来ていた。
あんたが何も言わずに帰って私は、悲しかったよ。
でも、それがあんたの性格だから、私は理解するよ。
何が一番いいのか一緒に考えて行こうよ。
やけくそになったらあかんよ。
あんたの笑顔が早く見れますように。
なんじゃあこりゃあ!!
また、泣いた。
泣き虫、バカヒロでございます。
にほんブログ村に参加しています。
下記バーナーのクリックにご協力をお願いします。