サポートセンターの大将青木さんが俺に、「ヒロさんは書く事が好きでしょ。文章がとてもうまいから、ブログを書くと良いよ」
そうおだてられて俺はブログを書き始めた。
初期の頃の文章を読み返すと、恥ずかしい。
脳天気な俺がいる。
自分の過去の事をくどいほど納得するまで書き続けた。
「正直に書きなさい。」
「自分を大きく見せようとかしないでありのままを書きなさい。」
「恥ずかしいと思った事も、思い切って書けばたくさんの人に見てもらえるよ。」
青木さんのアドバイスを素直に聞きながら書いてきた。
「ヒロさんは、自分の気持ちを多くの人に知ってほしいでしょ。」
中学の時、いじめられたこと。
無視された事。
ひとりぼっちだった事。
遊ぶ相手がいなくていつも独り言を言っていた事。
自殺未遂した事。
母に大けがをおわせた事。
暴れて警察沙汰になった事。
スタッフを殴って病院送りにした事もあった。
最近じゃあ大学から退学処分をくらっちまった。
全部本当の事。
本当の事を書き続けてきたら、なんか知らねえけれど、「落ち着いてきたね」ってスタッフがよく言うようになった。
確かに俺の文章もなんかまともになってきた。
こうして、ブログを通してたくさんの人たちから、励ましをもらえる。
これは第三のスタッフと言っても良いに違いない。
俺の事を理解してくれる人が多ければ多いほど良いんだ。
たくさんの人たちから励ましを頂く。
本当は実の母からもらう励ましが最上の効果があるんだ。
しかし、世の中には母の愛を獲得する事ができなかった人たちがいるんだ。
もう50過ぎのじじいの青木さんも母親のひざで寝ている夢を時々見るそうだ。
現実にはできなかった事も夢の中では可能な事。
ひきこもっている青少年はみんな母親が好きなんだよ。
母親への暴力は「おかあさん、どうして理解してくれないんだ」が含まれているんだよ。
母なんだ。
すべては母親。
俺は母親に対して取り返しのつかない事をしてしまった。
もう8年母の声すら聞いていない。
いつかきっと会える日を夢見て、程度の悪いアスペな俺はしゃかりきになって勉強しています。
IQ80特別支援学級行きを命じられた男でも人の4倍やればなんとか追いつくんだ。
大学を出て、学校の先生になって、自分の稼ぎで結婚して家庭を持つ。
お母さん、あんたの馬鹿息子は心機一転、真男になりました。
これから、かあさん、あなたの面倒を見させてもらいます。
ええ、わかっております。
私のした事を許してくださいとは言いません。
せめて、かあさん、あなたのお世話を俺にさせてくださいな。
その日を夢見て俺は明日もがんばるんだ。
ひなママさん、コメントどうもありがとうございました。
明日は今日より素晴らしい日になる。
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