発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害で生きづらさを抱えている人への対処 テル

 

一口に発達障害と言ってもいろいろな状況の人たちがいます。

 

 

僕はADHDの特性を強く持っています。

この団体で支援を受けたブンさん、シンゴさんや青木さん、ヒロさん、大統領さんたちもADHDの特性が強い人たちです。

 

 

僕たちは支援を受けて社会に戻ることができました。

 

 

 

しかし、エイジさん、東大さん、Mr.Joeさんたちの様なASDの特性が強い人たちにとって社会に戻ることはとても大変なことなのです。

 

ASDの人たちの特長とは

 

○3つの特性

 

①社会性の難しさ。

人との社会的な相互関係を築くことが苦手

②コミュニケーションの難しさ。

他者とのことば等のやり取り(理解と表出)の難しさ

③興味・関心の狭さ、偏り(イマジネーションの難しさ)興味の幅の狭さ、こだわりの強さ                     

                            (厚生労働省資料より)

 

 

ASDの人たちは彼らが持つ3つの特性の為に、社会にうまく適応できないのです。

練習をして変わる人もいるでしょうが、エイジさん、東大さんのような状況の人たちは、残念ながら大きく変わることはありません。

 

 

彼らの生きづらさは中々軽減されないのです。

特に日本という国は、日本語しか使われてなく、日本人しかいない(正確には少数民族の人たちもいます。)と思われています。

 

 

みんなが同じような教育を受けます。

ですから、面と向かって会話をしても理解し合えると思っています。

さらに日本は他の国に比べて、会話の能力を強く求められてもいます。

 

 

 

そんな社会ですから、エイジさんや東大さんは周りから浮いてしまいます。

コミニュケーションが取りづらいのです。

自分の周りに対する関心がとても薄いのです。

 

 

だから、この団体は彼らの使う言語を日本語から英語に変えて生きていくことを勧めました。

もちろん言語が変わっても特性はそのままですから、英語を使ってもコミニュケーションのとりづらさは変わりません。

 

 

日本人どうしでは、会話ができて当たり前なのですが、海外では、母国語を使わないエイジさんや東大さんをなんとか理解しようとしてくれるのです。

それが、フィリピンの地方語であるビサヤ語を使いますと、さらに理解しようと努めてくれるのです。

 

 

私たち日本人が、日本国内で出会った外国人のカタコトの日本語をなんかと理解しようとするのと同じです。

それと同じことをこの団体は考えているのです。

 

 

 

どんなに努力しても強い生きづらさを感じたまま生活している人たちにとって、生きづらさを軽減する一つの方法としてお話ししました。

 

 

 

海外に出ることは簡単なことではありません。

それを十分に承知した上で、お伝えしたのです。

 

 

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