発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

脱出してみれば!! テル

 

 

 

僕の母親はズレていた。

色彩、方位、食生活、調香、脳波、先祖供養、ビタミン剤、手相などなど。

僕の母親は、僕の不登校やひきこもりの原因をそこに見出していた。

 

 

青木さんによれば、こんなズレ方は僕の母親だけではないらしい。

もちろん、青木さんはズレているなんて言い方はしない。

 

 

今になったら、僕の母親がなんとか僕を幸せにしようと一生懸命だったことから色々なものに手を出してしまったということが理解できる。

しかし!!

毎日僕をみていたわけだから、僕がどうして不登校になったのか、すぐに理解できるはずなのに、そうなっていないから余計に頭にきた。

 

 

僕と母との関係は悪くなる一方だった。

 

 

今はその当時の母親の気持ちを受け止めることができる。

今は毎日が充実しているから。

今は幸せだと感じるから。

 

 

残念ながら、母親は今も昔も同じままです。

色々なことに関心を持つ。

時には、高い授業料を払って勉強会に参加している。

 

 

僕にしてみれば、なんの意味もないことだと思っている。

しかし、母親は母親でいいのだ。

僕は気に入らないけれど、そんな母親を丸ごと受け止めて仕舞えば良いんだと思っているし、今丸ごと受けとめられている。

 

 

それもこれも僕が今幸せを感じているから。

 

 

しかし、今なお、過去の僕と母親との関係の様な家庭が全国にあるんだろうなと思う。

時々、ひきこもっていた子どもがその両親を傷つけたという悲しいニュースを目にする。

 

 

傷つけてしまうくらいなら、その場から逃げ出して仕舞えば良い。

 

 

どこへ?

 

 

手っ取り早いなら、日本から脱出すれば良い。

台湾なら4時間程度です。

 

 

日本国内でも北海道や沖縄くらい離れればそれも良いのではないかと思う。

 

 

1人ではどうすることもできない。

ネットで探せば助けてくれる人は見つかると思います。

お金がなくても、そんなに知り合いでもなくてもね。

 

 

要はそのままでは何も変わらないということ。

「脱出してみれば!!」

 

 

と僕は気軽にそうアドバイスしてみる。

 

 

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