発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもり当事者の僕が親に望んだこと テル

1日、1日を必死に生きてください。30年間の時を取り戻してください。

 

この団体の相談会に数回出たことがあります。

小学校から不登校で22歳までひきこもりだった僕が、どの様にして社会復帰できたのか?

そのことを本人の口から話すことは、とても大きな信頼と安心感につながると言われて参加しました。

 

 

また不登校やひきこもりの子どもを持つご両親とお会いして、話をすることは僕にとっても自分の過去を見つめ直し、自分の両親との関係改善にも役立つと言われたのです。

 

 

しかし、1番最初の相談会では、僕の感情が高まって相手のご両親にご迷惑をお掛けしてしまいました。

 

 

それでも相談会に出たことは僕にとって、過去を俯瞰して見ることができとても良かったです。

 

 

さて、相談会に出てわかったことは、ほぼ全てのご両親が相談会に来る前にすでに、支援の依頼を決めていたことです。

それは、ご両親がブログを読んでいて、どの様な支援を受けられるのかがわかっていたからだと思います。

 

 

そう言う意味で、このブログは役に立っているんです。

 

 

信じて任せても良いのですが、任せっぱなしというのは違うと思うのです。

子どもの将来は子どものものですが、残念ながら僕たちの様な状況の人は、自分の将来を決めることができないのです。

決めるための情報が何もないのです。

 

 

ですから、大まかな方向性は、ご両親と団体で決めていくしかないのです。

1番大きなことは、どうやって生きていくかです。

親亡き後、どうやって自立していくかです。

 

 

 

どのような方法でお金を稼ぐのか?

いつまで親と同居するのか?

海外で生活したいと本人が望めば、容認できるのか?

 

 

30歳、40歳、50歳になった自分の子どもがどういう状況にあるのかなども一緒に考えなくてはいけないのです。

でも、残念ながら青木さんがその様に話したことを、理解はできても、そこまで考えられないご両親がほとんどです。

 

 

今になって思うのですが、日本人の僕達の人生ってほとんど決められたレールを走っている様なものだと思うのです。

 

 

小学校、中学校とみんなと同じことを学校で学びます。

みんなと違ってはいけないのです。

 

 

高校を出て学校から紹介された就職先に大体は落ち着きます。

大学を出ても、同じように大学の就職課に紹介された就職先に面接を申し込みどこかに落ち着きます。

そして定年まで勤め上げるのです。

 

その間に、結婚し子どもを授かり、ローンを組んで家を買う・・・。

 

 

ほとんどの日本人が同じ様な人生を送ります。

そこには、不登校やひきこもりを想定することなんてないんですよ。

だから、みんな慌てふためくんです。

 

 

どうして自分の子どもが?って。

 

 

みんなと同じ様に進めなかった僕達の様な子どもの将来を一緒に考えてください。

 

 

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