発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

その子にあった将来を考える必要性。テル

1人は嫌だと言ったあなたの気持ち。よくわかります。

 

ひきこもっていたり、不登校の子どもたちに対して

親としてどうすれば良いのか?

その子に合った将来を考えて、提示してあげることがとても大切です。

僕たちはみんなと同じ様に進めなかったのです。

 

 

小学校から行けなくなった僕。

小学校と高校を2つ経験した青木さん。

小学校と中学校は不登校そして高校は1ヶ月で退学し、フィリピンの高校と大学を卒業したヒロさん。

などなど。

 

 

みんなと同じ様に進めなかった人たちです。

でもみんな幸せになっています。

それはどうしてか?

 

 

答えは、その人に合った将来を選択したから。

 

 

 

元々発達障害の特性が強くて、周りとうまく関わることができなかったんです。

それなのに「元いた学校に戻りなさい。」と言うのは無理ですよ。

 

 

不登校専門の高校や通信制高校もありますよ。

例えそこを出たとしても、その次には大学や専門学校に進むんですかね?

不登校専門の大学や専門学校もありますかね?

 

 

その次は就職ですか?

不登校の人向けの会社や仕事を探しますか?

 

 

結局それってその場限りの対処法でしかないのではないですか。

問題を先送りにしているだけと思うんですよ。

 

 

なぜ不登校やひきこもりになったか?

本人が何も話さないからわからないですか?

普段から子どもを見ていれば、わかると思います。

そんなに難しいことではないです。

 

 

理由がわかれば、みんなと同じ様に進める子どもか、そうでないかがわかります。

みんなと同じ様に進めないならば、一旦立ち止まって、その子がどういう未来を歩むのかを考えて欲しいのです。

 

 

でもご両親はそんなことは考えられないでしょうね。

いやほとんどの親は考えられない。

なぜならば考える必要がない社会だから。

 

 

高校卒業後、専門学校か大学。

その後、学校側から就職を斡旋してもらう。

そして入社。

定年までそこの会社で働く。

 

 

それが日本の社会のスタンダードなのです。

だからそこから外れるということを文科省も親も考えていないのですよ。

だから突然学校に行けなくなった子どもを見て、慌てふためくんです。

 

 

でも、すでに日本も変わってきています。

みんなが同じだなんていう考え方、見方はなくなりつつあります。

青木さんによれば「あと20年近くしたら、大きく変わっているよ。」とのことです。

 

 

まあそれまで待てない親御さんは、その子どもに合った将来を考えてあげてください。

 

 

それはどこに行けば相談に乗ってくれるのか?

保健所でもなければ医者でもない。

インターネットで探してみてください。

 

 

必ず見つかると思いますよ。

 

 

時代は絶えず変わっています。

従来からの日本の価値観で物事を考え続けていると、世界に取り残されていきます。

もう国境や人種で相手を判断する時代ではないのです。

 

 

僕はそういう考えで楽に生きていけるようになりました。

 

 

明日は当事者へのアドバイスをしたいと思います。

 

 

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