発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ゆっくり急げ エイジ

      みんなで笑いながら食べるご飯は格別おいしい。1人は嫌だ。



 

私の変な癖と困ったこと。

1、ご飯を食べるときに口一杯に入れて、リスの口の様になること。

2、相手と会話する時に、視線を相手の胸あたりにむけてしまうこと。

3、気の利いたことが何もできないこと。

4、鼻をかむとき1枚のティッシュで何回もかんでしまうこと。

 

 

 

1つ1つこうしなさいと指示を受けて、なおすように気をつけています。

スタッフが毎日朝から晩まで一緒にいてくれて、声かけをしてくれるのです。

ティッシュを一度かんだら捨てなさい。」「ティッシュを一度かんだら捨てなさい。」という感じです。

 

 

まるで小さな子どもに躾をしている様なものです。

なんでこうなってしまったのか?

 

 

30年間、誰とも交流も持たずにいるとこうなってしまうのです。

着替えない、風呂に入らない、ミッキーマウスのイラストがかかれたTシャッを平気で着ている、コンビニでスナック菓子を大量に買い込んで一気に食べてしまう。

 

 

そんな50代なんて、世の中誰も相手にしませんよ。

日本の社会で一人ぼっちのまま人生を終えるところでした。

 

 

しかし、同じことを何十回も言われ続けた成果は出ているのです。

随分と変な癖がなくなってきたんです。

「えええええ、もっともっとたくさん変な癖があったということですか?」

はい、その通りです。

 

 

右手を右肩くらいまで上げて、ひらひらさせたりしていました。

それも今ではしなくなりました。

これをやってしまうと、周りの人たちが変な目で私を見ますので、この動作がなくなったことはとても良いことだと思います。

 

 

変な癖の中には、ASDの特性からくるものもあって中々無くすことができないものもあるそうです。

何を変えられて、何が変えられないのかは、変える努力をしてみてはっきりとわかるのです。

だから、指摘を受けたことは全て直す努力をしています。

 

 

私自身は、かなり変わってきたと思っています。

だから、スタッフから小さな子どもの様に指導を受けても私は、怒ったり落ち込んだりはしていません。

 

 

 

むしろ少し自信がついてきたような気がします。

それでも自立というゴールに向かって急がないといけません。

早く皆様に「応援をありがとうございました。」とお伝えしたいです。

 

 

Make haste slowly.

 

 

ゆっくり急ぎます。

 

 

 

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