発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間ひきこもった人の最後の問題 テル

このイラスト最高ですよ!!東大さんの特徴をよくとらえていますね

 

 

それは結婚です。

エイジさんは働くことはでき始めています。

しかし、今更会社に就職はできません。

障害者雇用も現実的ではありません。

作業所では納得できないエイジさんです。

 

 

自分はまだやれると自信を持っているのです。

30年間ひきこもっていたにも関わらずです。

 

 

 

この団体を支援してくださる方から、簡単な仕事を紹介してもらい働いた経験は6年前くらいからあるそうです。

しかし、それは日本の国内でしかも理解ある方からの紹介ですからね。

 

 

 

もちろんそのことも自信にはなったでしょうが、強い自信になったかというとそうではないですね。

エイジさんが今になってそう言っていますから。

 

 

 

理解ある環境から、理解などない環境でやれたという経験がしたいのですよ。

その気持ちは僕にはわかりますが。

 

 

国内での支援場所で、理解ある方々から提供された仕事をこなすことも初期の段階では良いのかもしれません。

しかし、その先に進むことができる人たちもいるのです。

 

 

作業所で十分満足する人たちもいれば、そうでない人たちもいるのです。

この団体で支援している人たちのほとんどは、さらなる成長を望んでいる人たちです。

 

 

30年間眠っていたエイジさんですが、自分でまだできると強い自信を得たんでしょう。

これからその道に進んでいきます。

もちろん一本調子で進んでいくわけではないので、いずれ失敗するでしょうね。

 

 

この団体の支援者たちには、エイジさんの失敗は想定内なのですよ。

失敗してもその場でリカバリーする体制があることがどれほど素晴らしいことか!!

 

 

 

失敗を成長の糧に。

エイジさんをみていてそう感じる僕です。

 

 

しかし、その先にはもっと大変な世界が待ち受けているのですよ。

結婚です。

それが最終目標なのですよ。

僕にとってもエイジさんにとっても。

 

 

全く違う相手と生活を共にするということ。

 

 

支援が終了してからは、もっぱら恋愛に関してスタッフや青木さんからアドバイスを受けてきた僕です。

これがどれだけ大変なことなのか!!!!

身をもって感じた僕です。

 

 

支援の集大成が結婚のような感じがします。

結婚は就労よりも数段レベルが高いと僕は感じています。

僕もまだまだ色々と学ばなければなりません。

 

 

大変です。

 

 

これでエイジさんに関して僕が書きたいことは終わりです。

明日からは東大さんに関して書いていきます。

細かなことは書かなくて良いと言われていますので、東大さんの様に特性がとても強く出ている人の支援はどうあるべきなのかを僕なりに書いていきます。

と言っても、青木さんとの話で教えてもらったことがほとんどなんですけど。

 

 

では。

 

 

 

 

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