発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

フィリピンは良くないよ、でも。エイジ

 

 

 

 

ただいま帰国中です。

フィリピンでビジネスをするにあたり、その手続の為に日本の取り継ぎ銀行に来ています。

 

 

桜が満開の日本です。

とても美しいです。

この光景はフィリピンでは見られません。

あまりの美しさに、見入ってしまいました。

 

 

そして、なんども言いますが、日本は何を食べても美味しいです。

しかも、500円硬貨1枚でそれなりに美味しいものが食べられる日本です。

 

 

 

フィリピンで同じものを食べたら、日本の3倍、4倍はするでしょうね。

つまりフィリピンで日本と同じ程度の生活を送ろうとすると、やはり日本の2倍、3倍の支出が必要だということです。

 

 

フィリピンでフィリピン人と同じ生活を送ることができれば、月5万円程度でも生きていけますよ。

あくまでも、フィリピン人と同じレベルの生活ですよ。

日本で味わっていた生活から、フィリピンの生活に変えられることができる人限定です。

 

 

まあ、数ヶ月程度の滞在でしたら、やっていけるけれど、数年単位の滞在では、かなり疲れてしまい、挙句の果てには、フィリピンでの生活を諦めて、日本に帰国してしまう人たちも実際多いですよ。

 

 

 

最近、教育移住というタイトルの記事をよく目にします。

フィリピンで教育移住なんですか???

 

 

英語に触れる環境は日本以上にありますね。

しかし、環境、食生活、医療の面では到底フィリピンは日本に及びません。

 

 

 

それと、残念ながら多くのことがいい加減ですよ。

 

 

 

それでも私の様なひきこもっていて自信を無くした者にとっては、再びやり直すにはとっても良い環境なのですが・・・・。

 

 

だから、本当にフィリピンに教育移住して大丈夫なんですか?

 

 

青木さんに言わせると、「自分に子どもがいたら、小学校低学年くらいまでなら、ここに住まわせても良いかな。」と思うらしいです。

 

 

 

でも、青木さんはなぜ、フィリピンのネガテイブなことばかり書くのか聞いてみました。

 

 

 

本当のことを言う必要があるからね。

それは、僕たちが支援する人たちは人生を僕たちに委ねてここに来るわけだから・・・。

 

 

吉野家牛角の味が日本と違うとか、ほうれん草は硬くておひたしには向いていないとか、セブンイレブンは外観は同じたけれど、商品は全く違うとか。

南国なのにたくさんのフルーツがスーパーに並んでいないくて、日本の方が種類が豊富だとか。

 

 

歯の治療、眼科など結構いい加減な治療に出くわすとか。

まともな観光施設がないとか。

サービスという言葉がこの国にはないとか。

 

 

高いお金を出して買ったものもすぐに壊れてしまうとか。

 

 

正直に言わないといけないんだよ。

 

 

そんなよくない場面が多くあるフィリピンだけれど、僕たちが必要としていて、日本ではお目にかかれないものがあるから、この国に留まっているんだ。

そして、そのことを声高に言っている人たちも少ないよね。

 

 

それがフィリピン女性のホスピタリティだよ。

これがあるから、僕たちはここフィリピンで16年間も支援をし続けているんだ。

 

 

はい、私もそれがあるからここにいます。

食事は最低。

医療も不安。

治安もあまりよろしくない。

物価は日本よりも高いです。

 

 

それでも、選択肢はここしかない僕たちなんです。

 

 

ありがとうフィリピン。

これからもよろしくお願いします。

 

 

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