発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

日本の素晴らしさ、フィリピンの素晴らしさ。テル

「富士山見たら泣けてきた。」と後部座席の初老の乗客が話していました。

 

 

 

僕が日本からフィリピンに帰って、1ヶ月半がたとうとしています。

お土産の日本のおにぎりを食べた僕の彼女、その後、彼女の日本愛がとても大きくなりました。

 

 

「こんなに美味しいものを売っている日本のコンビニを見てみたい。多分、私一日中いるわ。」

 

 

フィリピンにもセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートがあります。

しかし、売っているものは日本と全く違います。

サンドイッチもおにぎりもありますが、食べられたものではありません。

 

 

日本に行ったことのあるフィリピン人から、コンビニがまるで遊園地みたいだったという話もよく聞きます。

それほど日本のコンビニはすごいのです。

 

 

さて、日本に滞在中はやたら興奮しまくっていた僕です。

今は少し落ち着きました。

 

 

そして改めて、日本とフィリピンを比べてみたのです。

 

 

 

日本は整然としている。

フィリピンはおおらかだ。

 

 

日本に身を隠すような場はない。

フィリピンには安心できる場がある。

 

 

日本は何を食べても美味しい。

フィリピンは何を食べても美味しくない。

 

 

日本のサービスに驚く。

フィリピンにサービスという言葉はない。

 

 

でも、バスや電車、飛行機が遅れてもいつものことだとイライラしなくなった僕です。

というより、定時発になってしまうと、点検作業をとばしてないだろうなと不安になります。

 

 

地方の食堂に行くと、出された料理の中に、蟻がいたりするのは当たり前の様な感覚になっています。

怒らなくなりました。

日本じゃ大変なことになるでしょう。

しかも、フィリピン人スタッフは絶対と言っていいほど謝らないからね。

 

 

 

なんかね、僕の性格も変わってしまったな。

日本にいたときは、不安だらけだったけれど、今は「大抵のことはなんとかなる。」ってそんな気持ちになっています。

 

 

フィリピンの多くの友達が、家庭に色々な問題を抱えています。

それでも彼ら笑っているんですよ。

決して、悲しい顔を他人に見せない。

 

 

というか、恐ろしくポジテイブ思考なんですよ。

 

 

そんな環境の中にいて、僕は変わったと思います。

あのまま日本にいたら、今でも他人のことがとても気になって、自分を否定し続けて、死ぬことしか考えなかっただろうと思います。

 

 

そういう意味では、フィリピンに来てとても良かったです。

というより、一旦日本からでたことが良かったのだと思うのです。

 

 

具体的な今後のことを考え始めています。

日本に凱旋すると言いたいところだけれど、そこまでの力はまだないです。

フィリピンに残ることはしないと思います。

将来への希望を何か掴んで、ゴールを目指してがんばりたいな。

 

 

とにかくこのタイミングで、日本に帰れたことはとても良かったです。

頭の中がスッキリしましたね。

 

 

しかし!!

この団体、エイジさんが起こした問題で、今てんやわんやの大騒動になっています。

青木さんの体調は依然としてよくなっていないし。

とても心配しています。

 

 

ではまた。

 

 

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