やる事なす事全てダメ!!
〈2代目程度の悪いアスぺな俺〉こと大野隆です。
僕は支援を受けています。
この団体で今まで支援をしてきた1000人近くの人たちの中で、飛び抜けて大変なのが僕だそうです。
僕にはできないことが色々とあるんですよ。
ありすぎるくらいかもしれない。
できないことをできるようにと練習と工夫を重ねてきました。
それが僕への支援なのです。
しかし、できないことがあまりにも多すぎるので、〈少しできればよしとする。〉もしくは、〈どれだけ練習してもできないことや苦手なことは、将来の伴侶に助けてもらう。〉と言うふうに切り替えた僕です。
できないことで最も大変なことは、他者とのコミュニケーションを円滑に取ると言うことです。
例えば、メールを他者から貰います。
そしてそのメール文に目を通すのですが、内容を読み違うのです。
だからその人との間で誤解が生じてしまいます。
僕は、目から入る情報を理解することがとても苦手なのです。
人に報告をするときに、時系列や求められている内容に即した報告ができない僕です。
「聞きたいことは、そんな点ではないですよ。」とどれだけ言われ続けてきたか。
耳から入る情報を整理することも苦手な僕です。
では、他者とのコミュニケーションが必要のないことだったら、うまくいくのでしょうか?
例えば、1人でやる仕事。
掃除、買い物、部屋の掃除などなど。
お答えします。
ダメなのです。
例えば、物が捨てられない僕なのです。
服、靴、空き缶、豪華なチラシ、マクドナルドのクーポン券などなど。
だから襟が擦り切れた服を着ていました。
穴が空いた靴下を履いていました。
ボロボロになった靴を履いていました。
物の捨てどきがわからない僕です。
支援してくれているフィリピン人スタッフが、１つ一つ僕の持ち物を取り上げて「この程度になった服は着てはいけません。捨てます。燃えるゴミに捨てます。捨てる日は、毎週水、金の8時までに黒いゴミ袋に入れて玄関前に出して置く。土砂降りの雨でも出しておく。」と言ってくれるのです。
それを6ヶ月くらい言い続けて、僕の有様をチェックしてくれて、ようやく僕は習慣化できる様になるのです。
書いていて、とても気持ちが落ち込んでしまいます。
みんなも同じだと思っていました。
でも、世の中の多くの人たちは、僕とは違うのですよね。
どうしてこんなふうに生まれてきてしまったのか?
そんなことを感じている人がいましたら、僕と一緒に回復ツアーに参加しませんか?
生きやすくなる為の回復ツアー。
今はどんなことをしているのかを皆様に分かち合うだけですが、いずれプログラムとして皆様にご提供したいと思っています。
まずは、僕が社会的自立を果たさねば!!
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