ヒロさんの事で頭がおかしくなってしまいそうです。
なんなんだ、この人。
程度の悪いアスペルガーってほんと大変やんか。
程度の悪いアスペな人たちって限りなく希望0?
そりゃあ、社会参加なんかできんわ。
サポートセンター名古屋のスタッフに話を聞いたんよ。
僕はアスペルガーって診断された人たちって大変だって思ったんよ。
あっ、程度の悪いアスペな人たちね。
程度の良いアスペな人たちも色々と苦手さとかあってさ、大変だけど、今問題なのは程度の悪いアスペな人たちをどうしたら社会参加させる事ができるかという事だよね。
まあ、僕とサポートセンター名古屋のスタッフとの会話を読んでみてください。
以下の内容はヒロさんご本人が程度の悪いアスペな男の実情を世間の皆様に知っていただく事で同じような特性を持つ人たちに対する偏見を少しでもなくしたいとの事から出た事です。
普通はこんな事は書いて欲しくないに決まってるけれど、ヒロさんの思いに感謝します。
〈始まり〉
もともと,大学に通学するなんていうことまでは無理で,スタッフは高校卒業後,何か得意な事を活かして仕事につけるようにしようと考えていたんだ。
いろいろ支援していくうちに,ヒロさんの言語の記憶能力は結構高く,自分で書いた原稿は全部暗記出来てスラスラ話せることがわかった。下手をすると,定型発達の人たち以上にあるかもしれないって思えるほどだったらしい。
それでヒロさんに,みんなの前で話をするという事を徹底的に練習させたんだ。
面白いように話し方がうまくなっていって,俺たちは驚いたさ。
自信をつけるには根拠のない承認ではなくて,自分が何かをしたことで,他者から認めてもらうという根拠のある承認が必要なんだ。
けっしてカウンセリング等で自信をつける事はできないからね。
だから,ぼくたちはヒロさんをボランティアの働きに従事させて、色々なところでその報告会を開いてもらい,話をさせてもらったんだ。
みんな,ヒロさんが話したことを熱心に聞いてくれて,おまけに励ましてくれたり,支援金をいただく事もあった。
この事でヒロさんは自信をつけていったね。
その自信が,あれだけ恐れていた「学校」に再び向かわせたんだ。
しかし、学校で周りの皆とうまくやっていけるまでは、まだ無理だったんだ。
本人はもう大丈夫だと確信していたけれどね。
例えばさ,大学校内で先生とすれ違う時さ,ほとんどの生徒は会釈か笑顔になるよね。
ヒロさんはしないんだ。
こんな事は,随分前に徹底して練習したさ。
社会で生きていくには,けっこういろいろなスキルがいるからね。
今、ヒロさんがアルバイトをしていたら、その店内で自分より年上の人には必ず深々とお辞儀するよ。
「深々とお辞儀をしたらあかんでしょ。逆におかしいよ。」
でも,ヒロさんは軽く会釈するという事が苦手なんだ。
「大学で自分より年上の人とすれ違ったら、お辞儀しなさい。」と教えて,練習したんだ。
「えっ、応用が効かないという事?」
そう、1つ1つつぶしていかないといけないんだ。
「きりがないじゃん、気が遠くなる話だ。」
「そんな支援をしていたんだね。」
「だから、一人一人にあったオーダーメイドの支援が必要なんだね」
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