こんな私でも、必要とされているという経験が欲しかったです。
療育は本人の気持ちも大きいでしょうね
50歳Aさんは素直に取り組んでるようですが10歳20歳時に親御さんが勧めても多分取り組まなかったでしょう
(読者あさんのコメントから)
どうしたら子どもに療育を受けさせられるのか?
そんなことは私にはわかりません。
でも、高校生や20代の人でこの団体で支援を受けている人もいますよ。
みんな大人の療育をしていると思います。
それで青木さんに聞きました。
「義務教育終了以降の人たちの支援をしている。義務教育終了以前の子どもへの支援はとても難しいのでやっていない。だから、義務教育終了後のケースの話です。」
どうやって療育を受けてもらうかという質問には、次のことが大切だと思っている。
大切なのは、本人のやる気です。
やる気にさせるために、療育を受ければどのように本人の生活が変わるのかを理解させてあげることが必要です。
私たちは、学校や実際の就労場面、日常生活で大人の療育をしている。
生活の中での療育が、より一層の効果を期待できると思っている。
だから、世間一般の療育と私たちの療育とではやり方が違うことがあります。
この違いで、本人にとって取り組みやすいのか、取り組みにくいのかの差が出ると思う。
その療育をすることで成長の効果が見込めると本人が感じたら、積極的に療育に取り組む人たちがほとんどです。
逆にそれでも取り組もうとしないのは、自分の現状にそれほど不満を感じていない人たちです。
不登校、ひきこもりでも現状に満足している人たちも少なからずいる。
または、今更どうにもならないと全てを諦めてしまって、第三者の支援に結びつかない場合もある。
そんな場合は、根気よくコミュニケーションをとり続けながら、先ゆく仲間の姿を見せて、本人が先の姿を想像できるようにしている。
どちらにしても大変な時間がかかる。
「親御さんが勧めても多分取り組まなかったでしょう。」
親御さんが勧めても、取り組まないことは確かだと思います。
療育をやってどうなるのか、本人が具体的に想像できないとやることはないでしょうね。
でも社会に出るまでが勝負です。
それまでに最低限度のことを身につけさせないと、社会に出てからでは、もうどうしようもできないです。
時間が経てばたつほど、気持ちも落ちていき、支援も見つからず、そのまま長期のひきこもりになってしまいがちです。
知恵を使って、第三者の力を借りて、社会で通用するための最低限度のマナー、常識、生活スキル等は身につけさせてあげたいです。
ということでした。
私も「療育やりなさい。」と、ただ言われてもやらなかったでしょうね。
今やれているのは、やった後の状況を想像できているからです。
素敵な世界が待っているのです。
だから、何がなんでもやってやると思っています。
幸せになるために、この療育支援プログムを制覇するのです。
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