発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

子どもの苦手さに目を留めて。青木

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やはりあなたの写真を使うのが1番です。

 

ASDと診断された人の中には機械語を話す人がいると昨日このブログで書きました。

書いた後でこの話題に関心を持つ人はいないなと思いました。

 

 

 

30年間支援をしてきました。

30年でご相談を受けた人数は1500人近くになります

子どもの苦手さに気づき、その問題を対処しようと話してくれた保護者の方は数えるほどです。

 

 

 

多くの保護者の方は、どこの高校に行かせれば良いのか。

通信かそれとも不登校に理解がある高校にすべきか?

アルバイトで良いので、働いてくれれば良い。

 

 

 

そんなことを面談の場で話されます。

誰も子どもの持つ苦手さに目を留めてはくれません。

 

 

 

勉強ができるのですが、周りとコミニュケーションが取れません。

それで、東京の大学に行かせたいので、泊まり込みで勉強とコミュニケーションの取り方の練習をしてもらえないかという依頼がありました。

 

 

 

昔はこんな依頼も引き受けていました。

しかし、勉強とコミュニケーションとを同時におこうことは無理なのです。

「社会に出るのを3年近く遅らせることはできますか?」とお聞きしましたが、反対されました。

 

 

 

彼は大学で学年表彰をなんども受けるほど優秀でした。

就職も推薦状を書いてもらい、誰もが知る企業に就職しました。

そして、3ヶ月で休職となりその後退職してしまいました。

 

 

 

このような例は100件近くはあります。

残念としか言いようがありません。

 

 

支援の現場にいてこのことを理解していだきたいと思いながら、今日も支援に向かいます。

 

 

 

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