発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ダメ人間な私は生きていてはいけません。ひきこもり回復日記20201130

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青木さんとズームでの反省会です。毎日おこなっています。

 

 

私は30年間、家でじっとしていました。

 

 

じっとしていたかった訳ではありません。

外には怖くて出ていくことができなかった。

それだけです。

 

 

 

なんで外に出るのが怖かったか?

私はダメ人間なので、生きていてはいけない人間なんだと思っていました。

 

 

 

外に出ると、石を投げられたり、みんなが自分から距離を置くはずだから、それで怖くなったのです。

 

 

 

「障害者は生きていてはいけないんだ。」という考えの人が福祉施設に入所している人たちの命を奪ってしまった悲しい出来事がありました。

私はテレビや新聞も見ないので、その事件を知ったのは最近のことでした。

 

 

私は、障害者の人たちは、手厚くケアーをしてあげなければならないと思います。

それぞれ、その人の状況に応じて福祉制度が活用できるような国であって欲しいと思います。

 

 

 

私は、その障害者の人なんかと比べることができないゴミ人間なんです。

ゴミはゴミ箱に入れますよね。

世間から見ると、私もきっとゴミとして処分される必要がある人間だと思います。

 

 

 

このブログの過去記事を読んでみたら、東大さんやヒロさんのブログに私が感じたことと同じ表現を見つけました。

自分のことをゴミだと思っていた人は私だけではなかったのです。

 

 

 

みんながちゃんと学校を卒業している。

喧嘩もするかもしれないけれど、仲間がいる。

でも私はいつも1人でした。

 

 

 

小、中、高、大学といつも1人でした。

友達をつくる努力も人一倍しましたけれど、無理でした。

みんなが私を嫌っていたので。

 

 

 

大学に入って、そんな自分を変えてみたくて、奮起してアルバイトをしました。

テイッシュ配りです。

道ゆく人たちは誰もテイッシュをもらってくれません。

 

 

 

みんな私を避けて通ります。

「気持ち悪い」と言われたこともたくさんありました。

確かに、私の顔はひどい顔ですからね。

仕方がないです。

 

 

 

吉野家でもアルバイトをしました。

器の持ち方を何度注意されても親指を丼の中に入れてしまう私です。

お客さんがそれを見て「お前きたねえだろ。」と言って注文せずに帰ってしまいました。

 

 

 

店長さんから、「裏で冷蔵庫の整理をしていて。」と言われました。

わからないことがあったので、店内で接客していた店長に聞きました。

怖い顔をした店長に無視されました。

 

 

それでどうして良いのかわからなくて、バックヤードで椅子に座って店長が戻ってくるまで休憩をして待っていました。

 

 

店長がバックヤードに入ってきて、こう言いました。

「Aさんさ、もう帰っていいよ。今日の時給は定時退社でタイムカード打っておくから。それと店から電話があるまで、店に来なくていいからね。」と言われました。

 

 

 

バカな私でも、その意味はわかります。

 

 

その2つが私がひきこもる前にやったアルバイトです。

私は、簡単なアルバイトもできないほど、役に立たない人間なのです。

 

 

だから生きていてはいけない人間なんだと思っていました。

30年間そう信じ込んでいました。

 

 

 

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