喫茶店のアルバイトでランチタイムが僕にとっての課題だった。
それを乗り切るために事前に練習をした。
アルバイトが始まる前には「アルバイトの流れ」を体得していた。
だからかもしれないけれど、想像よりは簡単だった。
ランチが美味しくて安いと評判のお店だったからお客さんの数はすごかった。
でもやりこなせた。
「空いた時間もお店は君にお金を支払っているんだ休憩時間じゃない」
「自分で仕事を見つけなさい。」とサポートセンターのスタッフに言われたんよ。
それで考えたのが、トイレ掃除と店の外のゴミ拾い。
「アルバイトのおばさんを飛び越えて店長に聞いたらアルバイトのおばさんは無視されたと思うから、まずアルバイトのおばさんに「トイレ掃除」と「店の外の掃除」のことを聞きなさい。」
サポートセンター名古屋のスタッフはその喫茶店に通いつめてくれて徹底的に情報を集めてくれた。
そのおかげで、アルバイトマニュアルみたいなものができたんよ。
「店長、この子すごいわ。真面目やし歳の割に気がきくし、本当うちの息子とは大違いや。」
おばさんは落ち着いて見ると案外優しい人やった。
第一印象でなんでも決めつけてしまってはいけないんやと思った。
日が経つとアルバイトに慣れてきました。
そしたら店長さんはその店のオーナーだということがわかりました。
また高校生の女のお子さんがいて、奥さんは病気で亡くなったということまで話してくれました。
高校生の女の子は英語が好きで将来は海外留学を考えているとのことでした。
「大統領君の話をしたら是非あって話を聞きたいと言っているんだけど、一度娘に会ってもらえないかな。」
そう聞いて僕は意識が飛んでしまいました。
僕が一番苦手なことは異性です。
それも自分と年があまり変わらない女性が特に苦手です。
もちろん人並みに異性には興味があるけれどどう接していいのかわからないんです。
多分宇宙人と接した方が気が楽だと思うんよ。
この話を聞いて僕はアルバイトを辞めたくなったんよ。
怖いです。
若い女性がとても怖い。
これは僕だけじゃないです。
サポートセンター名古屋で支援を受けている本人たちに聞いても同じ答えが返ってきました。
「娘と会ってくれないか」と聞かれて「ごめんなさい。勉強が忙しくてなかなか時間が取れないんです。」といえばいいとは思いました。
そしたら、僕のその言葉の前に「クリスマスイブは予定があるかな。うちで娘の友達を呼んでパーティをやるけれど来ない?」と言われました。
何を話していいのかわからなかったので、無言でいると「ごめんね。気軽に誘ってしまって。海外の高校にいくくらいだから勉強に忙しかったんだね。」
その日すぐにサポートセンター名古屋のスタッフに報告を入れました。
「もうあの喫茶店には行けない。」そう言ったら『これも練習だよ。こんな練習はなかなか作りだせないからラッキーだと思わないと』そう言われました。
ダメです。
ほんとダメ。
僕は若い女の人の匂いを嗅いがするだけで全身に発疹が出たり、チックがひどくなると思います。
困りました。
今までの人生の中で最も困ったことです。
本当にすぐにアルバイトをやめたいと思いました。
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