発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

アスペルガーな僕には失敗が必要 バード

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新しいスタッフ採用に関してのインタビューです。人材が全てですね。


 

 

慣れ親しんだアルバイト先に行けなくなったことはとても寂しい。

でも、失敗してよかったと今は思っています。

なぜなら、次は同じ失敗をしないからです。

 

 

「今は学生だから失敗が許される。しかし、社会人になると周りの目は急に厳しくなる。だから、今のうちに出来るだけ失敗しておきなさい。」とスタッフに散々言われていましたからね。

 

 

この年末に怒鳴られたことも僕の何が問題なのかを知る良いチャンスでした。

だから、今は何も心配はしていません。

 

 

 

今は良いサイクルで回っています。

ここまで来るのに随分時間がかかりました。

 

 

最初は怖くて、アルバイトなんかできませんでした。

最初から失敗させてはいけないとスタッフは考えてくれていて、それで、とても簡単な仕事を短時間やらせてくれたのです。

 

 

小さな自信をつけさせてもらいながら、段々難しいアルバイトに挑戦させてくれたのです。

たくさん失敗しました。

 

 

失敗したままではなく、失敗したその日のうちに、僕の行動や考え方の何がよくなかったのかを、1つ1つ丁寧にスタッフ達と探していく作業は、いつも頭の中が混乱している僕には、最高のリハビリでした。

 

 

しかし、どんなに頑張っても苦手なことがなくなるわけではありません。

練習をどんどんやっても、スーパーマンには慣れない僕です。

 

 

でも、何が僕の弱点なのかを知ることはとても大切です。

自分の弱点さえ、把握することができれば、僕はどんどん次のステージに進むことができるのですから。

 

 

それと、程度の悪いアスペルガーなこの僕が生きていくための武器も授けてもらいました。

武器がなければ戦えません。

負けるしかないのです。

 

 

とても強い武器を所持している僕は、危険地帯を避けて、僕だけのユートピアにたどりつく予定です。

 

 

荒波の大海原に旅立つには、まだ少々時間があります。

何も焦ることはないです。

今日も与えられたプログラムを淡々とやっていく僕です。

 

 

唯一、計算外だったのは・・・。

「恋愛」です。

 

最近、勉強中も彼女のことがやたら頭の中に出てくる。

それで、携帯の中に入っている彼女の写真をつい見てしまう僕です。

勉強のリズムが崩れ気味です。

 

 

青木さんに相談したら、「みんな同じようになるから心配しなくて良い。それよりも異性を好きになるだけの自信がついたんだから、とても嬉しいことだよ。」

と言ってくれて安心しました。

 

 

ということで、僕のブログはこれにておしまいです。

東大さんはじめフィリピンのスタッフにはと、てもお世話になりました。

就職が決まりましたら、そのご報告も兼ねてフィリピンの地をもう一度踏んでみたいです。

 

 

それではみなさん、さようなら。

 

 

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