発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

支援者が語る不登校の子どもの回復へのポイント 東大

 

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バード君が色々とお世話になったお返しとして、ブログを5回書いてくれました。

今は学校で大変な時期なのに時間を作って書いてくれたのです。

 

 

もちろんスタッフのマルさんと一緒に話し合いながら書いてくれたブロクですが、それを読んだ僕は改めて僕たちの支援を理解しました。

 

 

支援が終了し、社会に、学校に戻れた人たちの声はとても強いと思わされたのです。

 

 

下記の3つのポイントは支援している全ての人に当てはまる事柄です。

 

 

これらの事柄を1つ1つ丁寧に支援している人と一緒に考えていき、解決策を探っていくのです。

大変気の遠くなるような作業です。

 

 

ヒロさんや大統領、バード君などは10年以上の時間がかかっています。

もちろん全ての人が10年という支援期間が必要な訳ではありません。

その人の状態によって違います。

むしろ10年間の支援は稀なケースだと私たちは思っています。

 

 

 

1、人と関われないこと。(相手を嫌な思いにさせてしまうに違いないといつも思って尻込みしていた。自分の容姿が相手に嫌な思いをさせてしまうとも思っていた。)

 

 

2、自分のことが理解できていなかった。(自分が抱える問題は何か。そしてそれはどうしたら解決できるのかがわからなかった。)

 

 

3、将来のことが見通せなかった。

 

 

 

私たちがもっとも必要としていることは〈信頼〉です。

「このスタッフたちのアドバイスは、自分がこの先幸せになるためには必要なことだ。」と思ってくれさえすれば、回復への時間はとても短縮されます。

 

 

支援とは〈信頼関係〉を作っていくことだと言えるかもしれません。

支援開始当初は、信頼関係の構築に全力を尽くす私たちです。

 

 

そのために、同じ時間と空間を一緒に共有することがとても大切なのです。

 

 

ご飯を一緒に食べる。

スタッフと一緒にボーリングやビリヤードをやって共に楽しむ経験をする。

サーフインなどの日常では体験できないことをスタッフと一緒にやると、その距離は一気に縮まることが多いです。

 

 

「遊びですか?せっかくフィリピンのセブ島にいくのですから、もっと英語をやらさせてください。」と言われる親御さんが多いのです。

 

 

 

すでに学校を何校も変わり、家でじっとしているだけの子どもに今すぐ必要なのは、〈信頼できる第三者〉なのです。

 

そして、「人生には楽しいことがある。」という経験をさせることがまずは必要なのです。

 

 

 

勉強は後からいくらでも挽回できます。

しかし、その子どもの〈気力〉は日々低下していっているのです。

そのことをどうか理解して欲しいと願う私たちです。

 

 

ロボットではなく、感情を持つ子どもたちなのです。

 

 

 

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