スタッフから話を聞きました。
12月から17歳の子がフィリピンのセブ市に英語の勉強をしにきます。
来年の1月には、違う17歳の子が同じくセブ市に英語の勉強をしに来ます。
2人とも1ヶ月間の短期支援です。
1ヶ月後にそのままセブ市に残って、大学に入学するかどうかを考えるそうです。
この2人は、公立と私立の全日制高校に通っていたけど、周りの同級生とうまく関われなくて、不安が強くなって学校に行けなくなった人たちです。
そして、通信制高校に移ったのですが、そこでも不安はなくならなくて、結局ひきこもったのです。
お母さんたちがこのブログを読んでおられて、「ヒロ師匠」や他の人たちの記事を読んで、相談されたということです。
しかし!!
2人の17歳の子たちは、訪問支援を受けることもなく、フィリピンのセブ市での英語留学を決めたらしいです。
ありえんな。
そんなのありえんて!!
と、僕が言ったら、スタッフが「もともと英語は好きだったらしいよ。洋楽をよく聞いていたので、もっとわかるようになりたいと思っていたみたい。それとか、海外はすでに何度も家族と行ってるんだよ。だから抵抗がなかったとか、なんか海外での滞在では気が楽だったらしいよ。」
「それで、すんなり海外滞在を決断したんですか?」
「僕なんかすごく大変でしたよね。」
「最近、フィリピンのセブ市での英語留学が脚光を浴びてきたんだよ。それで、都落ちという感覚ではなくて、みんなと違うコースを行くんだって。結構モチベーションは高めだね。」
「確かに、フリースクール行った時も、みんなから置いてけぼりを食らったと感じていたし、通信制高校行っても、そこからモチベーションをあげるのは難しいんだろうな。」と僕は思った。
「でも、高校に馴染めなくて、最終的にはひきこもったんですよね。」
「支援期間は何年と考えていますか?」
「まだ短期支援も始まっていないので、わからないけど、2組のご両親には、2、3年で自立できるようにと考えていますと、伝えたよ。」
「サポートセンターとして、2、3年の支援というのはどうなんですか?」
「軽い状況と判断した人たちだよ。」
「うーん。ちなみに僕は何年間の支援が必要と考えていましたか?」
「5年はかかると思っていた。」
「で、今はどうなんですか?」
「ブンさんはどう感じているの?」
「あと1年で自立できると思います。」
「期待しているよ。」
しかし、残念ですよ。
早く子どもの状況を変えてあげたいと思っていたお母さんが、焦ってしまって、子どもを追い込んでしまい、暴れてしまったケースが出てきているそうです。
僕でも動き出すまでに、1年の訪問支援の時間がかかりました。
ヒロ師匠も1年。
東大さんも1年。
17歳のお2人は特別なんですよ。
元小学校中退者の僕が言います。
お母さん、焦って良いことはありません。
お気持ちは痛いほどお察しします。
でも、ここは作戦が必要です。
この私めも、作戦を立てていただいて、その結果、今こうして大学に通っております。
落ち着いて、どうか経験豊富なサポートセンターのスタッフさんたちにお任せしてください。
私めがいうのですから、それは確かですよ。
ちなみにうちの母もなんども僕を追い立てて、そして家の中は大変なことになってしまいました。
ひきこもっている僕たちが、どれだけ不安なのかをどうか受け止めてください。
下記バーナーのクリックを押してください。
ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。
いつもご協力をありがとうこざいます。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。
クリックをお願いします。