毎月、相談会がおこなわれているそうです。
相談会を担当したスタッフに状況を聞きました。
はい。「お答えできません。」という返事でした。
プライバシーを守っていくことの大切さに関しては、僕はよくわかっていません。
だから、気軽に「どうでしたか?」と聞いてしまったんです。
で、スタッフさんが続けてこう言いました。
「ブンさんとよく似た状況です。もちろん、小学校4年から完全な不登校のブンさんの方が、相談者のお子さんよりもより重い状況だったよね。」と。
僕と同じ状況の子どもたち。
辛いだろうな。
何が辛いかというと、自分がひとりぼっちだということ。
そして、その辛さを周りの人に伝えられないもどかしさ。
もどかしさ?
自分のこんな状況は誰も理解なんかできないだろう。
そう思っていたな。
だって、クラスの中で、自分だけみんなと違っていたから。
僕だけおかしい人間だと思っていたから。
他にもおかしいクラスメイトがたくさんいたらよかったけれど、僕だけみんなと違っていた。
僕は、僕なりに努力はしたんだよ。
そうなんですよ。
不登校の子どもたち。みんなそれぞれ努力はその人なりにしたんだよ。
でも、周りのみんなとうまくいかない。
時間がたてばたつほど、自分が孤立していることが鮮明になっていく。
そして、不安はさらに増していく。
中学校でもうまくいかず。
高校でもうまくいかなかった。
中には、自傷行為に走る人も出てくるだろうな。
八方ふさがりだ。
不登校をしている僕たちの最大の問題は、この先どうすれば良いのかを教えてくれる人たちが周りにいないということ。
僕はフリースクールに行きました。
そして、フリースクールの責任者の人と会いました。
その人が僕に言いました。
「心配しなくてもいいよ。みんなあなたの味方だから。」
僕の性格は昔とてもひねくれていたので、僕のことを思いやってかけてくれた言葉にも反応せず、ただふてくされていた。
僕に必要なのは慰めではなく、提案だったと思うんです。
僕はといえば、ただ自分の抱えている問題と不安にどう向き合っていけば良いのか、ただそのことだけで頭がいっぱいだった。
もちろんその当時そんなふうには表現出来なかったけど。
不登校真っ只中にいた僕に、今の僕がかけるとしたらどんな言葉がいいんだろうか。
色々と考えたけれど、ごめんなさい。
僕はスタッフさんのように的確な言葉を思いつかない。
ただ、僕がずーっと欲しかったのは、この現状を打開するにはどうすれば良いのか?
そもそも、まだなんとかなるのか?
小学校4年から全く学校に行っていない自分がこの先幸せになれるのか?
20歳の誕生日。
僕は機会があれば死のうと考え始めた。
この先、こんな醜態を晒して生きるくらいなら、綺麗さっぱりこの世とおさらばしたいと願っていた。
でも、それを実行に移せなかったのは、「生きたい。幸せになりたい。」と心のどこかにその思いがあったから。
サポートセンターのスタッフさんたちへ。
僕のことはもう大丈夫なので、僕への支援を他の子どもたちの支援に回してください。
必ずいるよ。
今、自分の命を自分の手で葬り去ろうとしている子どもたちが。
お願いだから、死なないで。
僕と一緒にもう一度やり直そうよ。
あなたを待っているよ。
フィリピンは僕たち不登校や不器用な人には天国なんだ。
さあ、日本から脱出するよ!!
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