発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

初めて聞いた「ありがとう」の言葉。アスペルガーな僕。 ヒロ

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 家を流されて、裸できた子どもに古着を渡したら僕の手を離さなかった。

 

 

やがて、一人暮らしをするようになり、仕事の練習もしました。

 なんとか、一生懸命、真面目に働いてお金を稼ぎたかったです。

 

 

就職するために、ハローワークに行ったり、アルバイトニュースを見て面接に行きましたが、100社中、3社しか受かりませんでした。

 

 

 

その3社もお釣りを間違えたり、お客様への言葉遣いがおかしいと言われて、2週間で辞めさせられました。

 

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スーパーでの商品だしの仕事です。

 

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  「明日からもう来なくていいよ。」と言われて悲しかった

 

僕はもう何をやってもだめだということがわかりました。

小、中でも友達もできなかったし、就職もアルバイトもどこも雇ってくれません。

 

 

家族からは、一緒に住めないと拒絶されました。

 

 

非行に走りましたが、もう一度頑張ったけどこのざまです。

もう疲れた。

死んでしまおうと決めていました。

 

 

僕は名古屋港に身を投げました。

飛び込んだ時には、水中まで沈みました。

しかし、すぐに浮くんです。

 

 

こんなデブな僕だからか、浮いてしまうんです。

近くで釣りをしていた人に助けてもらって、僕は一命を取り留めました。

 

 

死ぬこともできない自分。

もうどうしていいのかわかりませんでした。

 

 

そんな時に、気分転換に海外へ行かないかと誘われ、いやいや行かされました。

行き先が、ハワイでもグアムでもなく、フィリピンでした。

 

 

 

大きな台風が襲った直後の、貧しい地域に僕は行かされました。

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おばあさんは一人暮らし。食料と服をお渡ししたら、泣いてみえました。 

 

 

日本の皆さんからいただいた古着を、家を流されてしまった人たちに手渡すのが僕の仕事でした。

 

 

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一人の子供が、裸で僕の目の前にいます。

その子に服を手渡した後、その子が手を離しません。

顔を見ると、泣いています。

 

 

フィリピンの言葉で何か言っています。

サラマポ サラマポ

ありがとうという意味です。

 

 

その子だけではなく、たくさんの人から、ありがとうと言われました。

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 子どもってかわいいな。「今度いつ来るの」って言われて泣いた俺。

 

 

今まで、誰からも言われたことがない言葉、ありがとう。

僕は、泣きました。

 

 

僕は、日本に帰らずにフィリピンで生きることを決めました。

 

 

それ以来、7年間フィリピンにいます。

 

 

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