ケンさんのブログの記事を読んだらフリーズしたんよ。
ノートパソコンをたたんで旅に出た。
あかん、あかんって、暴れたらあかん。
お父さん、お母さん悲しむんや。
お父さんの悲しみ。
お母さんの涙。
次から次へと怖い何かがうちを襲う。
何かから逃げるようにうちは足を速める。
ここではないどこか遠くへ。
うちも暴れたで、暴れたんや。
めちゃくちゃにした。
うちにあった何もかも。
それでもヒロさんみたいなめちゃはしんかったんよ。
家族に向けての暴力はなかったんよ。
うちらみたいな程度の悪いアスペルガーでもな、暴れる時は考えて暴れとる人もおるんやで。
話変わるけど、今日は30日や。
あと一日で今年も終わり。
みんな過ぎ行く時間に背中を押されるように急ぎ足の名古屋駅まえ。
でもな、知ってますか。
一年で一番子どもの暴力が出るのが大晦日やってこと。
サポートセンター名古屋の調べではそうなっとるらしいで。
統計があるんやって。
大晦日が一番暴れるっていう統計らしい。
〈シーン1〉
家族のみんながこたつに入ってみかんの皮をむきながら見る紅白。
二階にあるうちの部屋にもその音は入ってくるんや。
ドン!!
拳で思いっきり机を叩いた。
痛かった。
助走をつけて壁にキックや。
一瞬家が揺れた。
階下のテレビ音声が小さくなった。
どんどん!!「おい、大統領いい加減にしろ。」
おっとんが怒鳴る。
「ふざけんな。馬鹿野郎」
助走をつけてドアにキック。
ドア外れた。
「いい加減にしやがれ。」
その言葉が合図となり、おっとんはサンドバック状態に。
〈シーン2〉
「みんな紅白見るのはやめにして、もう寝ようや。」
「お兄ちゃんかわいそうや。」
「どこも行けんで1日家に居る。」
「ほんまかわいそうやで。」
ゆっくりと二階に上がるおっとん。
「大統領どないしたんや。」
「悲しいこと辛いことあったらオトンやオカンに言うたらええがな。」
「一人で抱え込まんで、話してみ。」
「・・・・・・」
「うちらではあかんかったらカウンセラーでも探したらええさかい、プロの人になんでも相談に乗ってもらったらええがな。」
「あかん、あかんのや」
「絶対に言ってはいけない言葉やんか」
「あっああああああ。言うてしもうたか」
うちは灯油を部屋ん中に撒き散らし火をつけた。
勘弁してや。
ほんま堪忍して。
頼むさかい!!
暴力には全て理由があるわ。
ないなら医療や。
うちらみたいに二次障害になっている人たちは暴言、暴力あるよ。
それが大晦日に爆発する。
たまりたまった不安や孤独。
みんなが幸せな日に!!
「みんな今年もいろいろあったけれど、来年はもっといい年でありますように。」
それが気に食わんのや。
みんなが。
世界中のみんなが!!
自分だけかかやの外。
「あんな、ひきこもり当事者の会があるから行かへんか?」
はあ、勘弁して。
いい加減目覚めてや。
あんなん昔から当事者の会とかあったやろ。
でもな大きなムーブメントになってないやんか。
なんでかわかるか。
そんな会に行ける人たちは一部やで。
圧倒的多数は行けへんのや。
何でかわかる?
考えてちょうだい。
サポトーセンター名古屋はうちはほめたるで、当事者の会わないもんな。
「なんでないん」って聞いたら「サポートセンター名古屋の支援対象の人たちには、必要ないから」って言いよった。
そんで、この人はよくわかっとる人やって思ったんよ。
まあ、元引きこもりだからわかって当然だけどね。
暴れる人にはどうしたらいいか
それをはよう言わんか。
ちよっとどうしたらええんかスタッフと話し合って明日早めにアップします。
でもどうか希望を失わないでください。
うちもぐずぐずしとるなって思われとると思うけど、こんなんでも随分かわったんやで。
ほんま少し人間らしくなったさかいな。
明日、お役に立てることを書きます。
大丈夫、どうか落ち着いてください。
暴力を振るうお子さんをお持ちのお母さん。
ヒロさんに成り代わりうちが少しでもお役に立てれば嬉しいです。
また明日。
さいなら。
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