発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年ひきこもった私が頑張れる理由 A回復日記20210822

 

f:id:smilehousejapan:20210618111126j:plain

 

 

 

私は30年間、誰とも話をしていません。

 

 

 

正確に言いますと、「風呂沸いたよ。」と母親が言えば「はい。」とは言っていました。

いつからか「おお」になり、やがて手をあげるだけで何も返事をしなくなりました。

その程度です。

 

 

 

ひきこもってからは、「誰かと話をしているような会話を聞くことが時々あった。」と青木さんが母親から聞いたと言っていました。

 

 

 

まあ、私はできないことがいっぱいあるんですよ。

10代でしたらいいのかもしれませんが、私は50代ですからね。

 

 

まあ、あのまま社会に出たとしたら、周りから変に思われていたでしょうね。

社会に出ることなんて怖くてできないけれど。

 

 

 

「だから練習をしましょう。」と青木さんから言われたけれど、正直やる気なんてなかったです。

言われるままに適当にやっていました。

 

 

 

「その時のことを思い出して、書いてください。」と青木さんからよく言われました。

 

 

 

「あん時は何も希望なんかないから何もしたくなかった。」

「でも希望を感じたから、30年ぶりに家から外に出たんですよね。」と青木さんが言いました。

 

 

 

「あんたの話を聞いて何となく、外に出ようと思ったけど・・・」

「まあ、何もないわね。やっぱり死ぬまで、家にひきこもるしかないんだわ。」

「でも、やる気を出して毎日今は頑張っていますよね。」と青木さんが優しく言いました。

 

 

 

「で、なんでこんなに受験勉強の様に毎日頑張れるんですか?その理由を教えてください。」

「フイリピンに行って、こんな私でも、好きになってくれる人がいたから、頑張ってもっと良い自分に変わりたいと思った。」

 

 

 

「日本ではあなたを好きになってくれる人はいませんでしたか?」

「高校の時、いじめられていたんですよ。お金もってこいとか、殴られたりしていて、とても嫌だった。私は動作が遅いし、みんなとうまく会話ができなかったから、いじめられたと今ならわかる。」

 

 

 

「こんな自分でも変われると青木さんが言ったのと、結婚がしたいので、今最後のチャンスだと思って頑張っています。」

 

 

 

 

「女性から好きと言われたのは、その時はloveと感じていたけれど、今考え直すとそれはlikeだったよね。」

 

 

 

「女性の話というより、男友達ができたんですよ。みんなから飲みに誘われたり、ドライブにも行ったり、海にも行ったな。」

「僕はそれだけで、生きてきてよかったと思った。」

 

 

 

「だからもう一度、あの場所(フィリピン)に帰りたい。」

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

7年間支援の現場にいてわかったこと。東大卒ASDな大野

f:id:smilehousejapan:20210827131006j:plain

   53歳の私です。いやあ20代でも通用しますよね。

 

 

7年前にこの団体の支援につながりました。

私は53歳でした。

 

 

支援を受けてそして支援をする側に回りました。

7年間支援の現場にいることになります。

 

 

 

色々と気づいたことがあります。

順を追って書いていきたいです。

 

 

 

真っ先に思うことは、私の状態は私が支援の現場で出会ってきた人たちの中で、最も大変な状態だということです。

 

 

 

もちろん面談をしたり訪問をしたりして、私たちの支援ではなく、福祉や医療の支援が真っ先に必要だと感じた人たちもいました。

 

 

私たちの支援は、経済的な自立、社会的な自立を目標にしています。

そんな目標を設定できる人たちの中で私の状況は飛び抜けて大変だということです。

 

 

 

福祉制度を利用して生きていくことを選択肢として考えた方がよかったかもしれません。

 

 

 

実際、ありえない支援を毎日受けている私です。

そしてより良い生活がおくれる為に毎日必死に頑張っている私です。

 

 

しかし、あまりにも私の状態が大変なのですから、日々落ち込むことが多いです。

そんな自分だからこそ、結婚なんて考えられるはずがありません。

 

 

自分のことも十分にできない人間は、結婚なんかしてはいけないと思っていました。

でも、今はそうは思っていません。

 

 

もちろん30年間ひきこもっていた状態では、結婚なんか考えられません。

しかし、私は現在自立できているのです。

 

 

私が考える結婚を考えられる自分像とは?

 

 

色々なことを考えました。

そして私は、ライフパートナーを見つけた方が、これからの自分の人生をより良く生きられると考えるようになったのです。

 

 

こんな私ですが、一緒に人生を歩んでも良いと思える女性を探しています。

 

 

 

こんな私ですが、全力で相手の女性と、子どもたちを幸せにしてあげたいと思っています。

 

 

7年間支援の現場にいてわかったことの1つ。

30年ひきこもったASD私にはライフパートナーが是非とも必要なのです。

 

 

そんな相手を見つける為に頑張ります。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

動作がおかしいASDな私です。東大卒ASDな大野

f:id:smilehousejapan:20210818142207j:plain

 

私は手足の動作がぎごちないのです。

ともすれば、他者から女性のようなしぐさに見られてしまいます。

そんなことに気づいたのは最近なのです。

 

 

スタッフからは、随分前から指摘されていました。

しかし、認めたくなかったのです。

私の動作を録画した動画も見せられたのですが、そのことには触れてほしくなかったので、無言を貫きました。

 

 

というより、今考えると本心は、そのくらいの動作は他の人たちもしていると思っていました。

支援スタッフだから、小さなことも大きく取り上げるのではとも思っていました。

 

 

しかし・・・。

デートの状況をおさめた動画を毎週の様に見ることで、それを自分で認識しないといけなくなっていました。

 

 

そしてトドメの一撃です。

 

 

デートの相手から、「女性的な部分があるのですか?」と聞かれたのです。

初めて出会う女性からそう言われたら認めるしかありません。

 

 

それから私の動作に気をつける練習を始めたのです。

ぎごちない動作を減らすことは大変ですね。

でも自分でも普段から気をつけることで、少しずつ変わっていくのを感じています。

 

 

頑張ります。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

 

子どもみたいな私です。A回復日記20210820

 


f:id:smilehousejapan:20210825095741p:plain

 

 

歯の磨き方のビデオを見せられました。

そして歯磨きの練習をさせられました。

 

 

 

その前に歯医者に連れて行かされました。

歯医者の先生は青木さんのお友達で、とても優しい先生でした。

 

 

しかし、「歯磨きの練習をしてください。」と言われました。

「このままだと10年後には自分の歯がなくなってしまいますよ。」と言われて腹が立ちました。

それは脅迫です。

 

 

 

きっと青木さんは歯医者と結託して、いらない治療をたくさんして私からお金を巻き上げようとしているに違いない。

そんなことが許される社会でいいのかと怒れてきました。

 

 

それで、違う歯医者にしたいと青木さんに言いました。

違う歯医者に行きました。

会話がうまくできないので、紙に聞きたいことを書いて先生に渡しました。

 

 

違う歯医者に聞いたら同じことを言ったので、青木さんの友達の歯医者を信じることにしました。

 

 

「髪の毛を青木さんみたいに坊主にしたほうがいいと思うよ。今は落武者みたいになっているよ。」スタッフにそう勧められました。

お断りしました。

 

 

髪を大切にしたかったからです。

フィリピンに短期旅行に行った時に、最後のお別れ会で友達になった人たちから、アドバイスがありました。

 

 

「痩せたほうがカッコ良くなる。」「髪の毛を坊主にしたほうがスッキリしてカッコ良くなる。」などというアドバイスを受けました。

 

 

そして、日本に帰国して頭の髪の毛を刈りました。

どんぶり飯をやめました。

夜9時以降は一切食べなくなりました。

 

 

フィリピンに行くと、いつもみなさんが優しくアドバイスをしてくれます。

とても嬉しいです。

自分も変わっていくのがはっきりとわかるので嬉しいですね。

 

 

少し前になって気づいたことですが、もっと青木さんのいいうことを素直に聞いて、毎日努力をしていれば、もっと変わっていたなと思います。

 

 

今日も1日頑張ります。

 

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

日本語よりも英語が楽な私です。A回復日記20210815

f:id:smilehousejapan:20210824151312j:plain

      日本で会話の練習をしている私です。

 

 

YouTubeを撮り始めました。

私の日常生活のことを話しています。

30年ひきこもった自分の過去の話です。

 

 

誰がそんな話を喜んで聞いてくれるのか?

疑問です。

だから一度YouTubeの撮影を中断してもらいました。

 

 

 

それから大野さんの婚活日記を見始めました。

それでこんな感じで作っていくのかがわかりました。

 

 

 

「30年間ひきこもっていた人が、社会復帰目指して頑張っている姿を動画で配信していくのだから、見てくれる人はいるよ。」とスタッフからそう言われたので、もう一度やってみようと決心しました。

 

 

 

しかし、うまく話せないんです。

30年間誰とも話していなかったので、日本語を忘れてしまいました。

今は、日本語での会話の練習もしています。

 

 

母親と同居していました。

「風呂沸いたよ。」と母親が言えば「おお」で答えていました。

「飯できたよ。」も「おお」でした。

いつからか、「おお」すらもいわなくなった。

 

 

だから支援団体のスタッフさんと話していても、日本語が思い出せないんですよ。

このブログも1回書くのに1週間もかかります。

 

 

それで、スタッフとは英語で会話をするようにしてもらっていましたが、やはり日本語は必要だということで日本語の練習もしています。

スタッフの中には日本語教師の人もいるから安心です。

 

 

 

で、YouTubeですが9月中頃には1回目の配信予定だそうです。

 

 

 

誰も見てくれないと思います。

でもそうしたら悲しいので、見てください。

よろしくお願いします。

 

 

 

底辺で生き続けてきた私が、幸せになるまでの日記です。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ASDな私が最近感じたこと。東大卒30年ひきこもった大野

f:id:smilehousejapan:20210823115506j:plain

 

 

 

まさか60歳になって、毎日コミニュケーションの取り方の練習をするとは思いませんでした。

スタッフが私に見本を見せてくれて、それを私が真似して練習をする。

自然にできるまでなんども練習をする。

 

 

 

自然にできるようになったら、僕を結婚相手として考えてくれる相手とデートの現場で実践なのです。

その様子を収めた動画をスタッフともう一度見直すことで、自分の変な癖や会話での問題点を理解する。

 

 

 

理解したら、その点を徹底的に修正するように練習をする。

練習をしたらデートの現場で実践をしてみる。

その様子を収めた動画を見て、また問題点をスタッフと確認しあう。

 

 

 

その繰り返しです。

 

 

 

スタッフが私に言いました。

「10回でこの先なんとかなるのではないかと感じる。」

「30回でそれが自信に変わっていることに気づく。」

「50回で余裕が出て、デートを楽しむことができる。」

 

 

 

それを聞いて私は落ち込みました。

「50回も振られ続けるということですか?」と聞き返しました。

 

 

 

答えは「多分。」でした。

 

 

 

「でも、最終的には幸せな結婚ができると思いますか?」と尋ねました。

答えは「多分。」でした。

「少しは僕が安心できるような言い方をしてもらえませんか?」

 

 

 

「大野さん、あなたはどう感じていているの?」

「結婚なんて想像すらできないことでした。しかし、今は大丈夫なんじゃないかと感じています。

 

 

「それはあなたが10回くらいのデートを体験していく中で実感したということでしょ?」

「はい。」

「それが全てじゃないの?」

「それが全てだよ。周りがどのように言おうとも、自分がどう感じるかが全てなんだよ。」

 

 

 

わかったような・・・。

今ひとつピンとこないというか・・・。

 

 

でもはっきりとしていることは、振られ続けてもまだまだ次の女性を探そうと思っている私がいるということです。

 

 

まあスタッフが多くの時間を費やして色々な人に当たって探してくれているのです。

感謝しなければなりません。

 

 

私は、30年ひきこもってしまったことを社会復帰してからも後悔しています。

今、こうやって社会復帰できたのですが、それでも「なんでこうなってしまったのか。」と今でも時々思い返すことがあります。

 

 

ヒロさんの言葉を思い出します。

 

 

嫌なことがたくさんあって、それを思い出していつも自分の気持ちが下がっていた。

それで、楽しい経験をたくさんしたら、どんどん嫌な思い出が心の中の下の方に埋もれていった。

 

 

でも失敗なんかすると、昔いじめられた経験や思い出が蘇って、また俺をダメにするんだ。

でも、俺が嫌だと思っていた記憶(いじめられた経験など)が誰かの役に立つことがわかった時に、俺を長い間支配していた全ての思い煩いから解放されたんだ。

 

 

私には、残りの人生に伴侶が必要です。

家庭を持って幸せを感じた時に、私もまたヒロさんのようにひきこもったという過去が、誰かのお役に立てると思えたらと願います。

 

 

頑張ります。

自分の将来のために。

私と同じように今も孤独で苦しんでいる人たちの為にも。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

30年の支援生活で最も大変な支援は。青木

 

f:id:smilehousejapan:20131030125241j:plain

 

 

7年前に大野と出会いました。

初めて彼と会った時に彼が言った唯一の言葉は「行きます。」でした。

それは「環境を変えて、誰も自分のことを知らない場所でもう一度やり直してみないか」の問いかけに対する答えでした。

 

 

私たちは支援をする場合、当事者の情報をできるだけ集め、当事者のことを知ることをまず心がけています。

しかし、80を過ぎた彼の母親に色々と過去のことを聞くことはできませんでした。

 

 

 

仕方なく、関わって行く上で彼のことを知っていくというやり方になりました。

また、すぐに経済的自立をしなければならない必要もあり、そのことだけに集中して支援をしていました。

 

 

 

支援して6ヶ月で彼は、他の青年に勉強を教えはじめました。

 

 

 

それから6年半近く、支援に没頭した日々でした。

その間、彼の持つ苦手さなどはそのままになっていました。

 

 

しかし、昨年のコロナで私たちの団体を取り巻く環境が大きく変わりました。

フィリピンのセブ市を支援のメインにしている私たちですが、日本からフィリピンへの渡航ができなくなり支援活動が大幅に減ったのです。

 

 

そんな時に、大野が結婚したいという思いを持っていることがわかったのです。

本人の口から自分の言葉で「結婚がしたいので、協力してもらえませんか。」と言えば済むことなのですが、無口な彼は私たちにその思いを伝えることが簡単にはできませんでした。

 

 

 

今年の4月に彼の結婚への思いが確かなのを確認して、彼への婚活支援を開始しました。

それは彼へのオーダーメイドの個別支援が始まったということなのです。

 

 

私とスタッフの吉村と支援に従事していないスタッフたちを投入して、毎日彼への支援をしています。

支援は5ヶ月目に入ろうとしています。

 

 

大野の支援は私の30年の支援の中で、もっとも大変な支援です。

30年300人近くの人たちの支援を日々やり続けてきた私でさえ、投げ出したくなるような大変な支援でした。

 

 

「まさか、まさか。」の連続です。

ご家族の大変さは、どれほどだったのだろうかと思いやったこともありました。

詳しいことはプライベートなことなのですから、私はブログには書けません。

 

 

いずれ、大野の支援が終了したら書いてくれると期待しています。

 

 

しかし、昨日のスタッフとの反省会で、あるスタッフがこう言ったのです。

「大野さんが変わってきました。それを感じます。1年前とは違います。」

他のスタッフたちも同じように感じていました。

 

 

私自身もそして吉村もそれを感じていました。

大きな潮目を感じている私たちです。

 

 

大野が結婚して大きく変わったなら、「特性のとても強いASDでもここまで変わりました。」と大きな声で言いたいです。

 

 

私たちも大野と一緒に頑張ります。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 私たちの活動を応援してください。

100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。

YouTubeを見ていただきましたら、

 

 

1、チャンネル登録をお願いします。

2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。

↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。

f:id:smilehousejapan:20210129121446j:plain


 

3、感想、コメント、質問などをください。

スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。

 

 

真ん中の白色の三角形をクックしてください。

自動で動画が始まります。

 

 

www.youtube.com