発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 こうして僕は回復した 俊介

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今日から授業開始です。

二日前から授業のシュミレーションをサポートセンターのスタッフから行ってもらっています。

 

 

 

サポートセンター名古屋のスタッフは僕が発達障害(診断はまだ受けていません)ということを事前に学校側に伝えてくれています。

僕の反応がおかしかったりすることがあるけれど悪意はないということです。

 

 

そして1日の授業の流れやお昼ご飯はどこで食べるのか、授業と授業の合間に学生はどこで過ごしているのか、学生の国籍、年齢、どういう考えで学びに来ているかなどを学校側に聞いて僕に教えてくれました

 

 

 

自分のアパートから学校までの道のりをスタッフと一緒に数回確認もしました。

お金をなくしてしまったら

途中でお腹が痛くなったら

途中で見ず知らずの人に親切にされたら

学校の授業についていけないと感じたら

 

 

ありとあらゆる状況を想定してどうしたら良いのかを教えてくれました。

これからさらに学校内で、気になる女の子がいたらどうするかなど難易度が高いこともしていくらしいです。

 

 

「これがサポートセンター名古屋の支援です。」

スタッフが僕の目を見て言いました。

「身についていったら今度はあなたが同じように日本人の青少年にしてあげなさい。」と言いました。

 

 

そういうことなのかと感心してしまった僕です。

僕は日本で大学に合格して通っていました。

でも大学に通うことが怖かったです。

 

 

 

高校までは学校側が全てお膳立てしてくれていました。

しかし、大学になると自分で取る授業を選択します。

教室もその都度変わって移動しなければなりません。

 

 

一番困ったのはお昼を食べることです。

学食は色々なメニューが安くだべられるので楽しそうでした。

 

 

そこで食べたいと思ったんですが、一人で食べている人はほとんどいなくて一人で学食に入る勇気がありませんでした。

 

 

正直言いますと、一人でレストランやマクドナルドなんかも怖くて入れませんでした。

そこの場に居続けることができないのです。

皆さんは変だと思うかもしれませんね。

 

 

例えば、マクドナルドで順番を待っている間、視線をどこにやれば良いのかわからないのです。

それで下を見つめていると、おかしな人に思われているに違いないと感じます。

みんながこちらを変な人を見る目で見ていると感じます。

 

 

そう感じると手が震えます。

あの人手が震えているよ。

何かおかしなことをするんじゃないの。

通り魔かもしれないよ。

みんながそう思っているのがわかります。(自分の妄想なんです)

 

 

早くここから逃げ出さないと、大変なことになる。

その時点で「うわあー」と大きな声で叫びだしたくなる衝動に駆られます。

突然並んでいる人たちを押しのけて、店の外に走り出します。

 

 

だれも追いつかれないところまで全速力で走ります。

冷静になりますと、そんな自分は頭が狂っていると感じます。

そうしてとうとう家から出られなくなっていったんです。

 

 

人の視線が怖いのです。

でも幼稚園児やかなりの高齢者の視線は怖くありません。

フイリピンに来て最初に青木に言われた言葉が「誰も君を知らない、ここでは君は僕しか知らない」でした。

 

 

講演会で青木は言いました。

まず環境を変えることがとても大切です。

 

 

その言葉が今になってわかる僕です。

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