カニが大好物なんです。
日本での就職が、はっきりダメだとわかったことも、とても良かったことなのです。
2年前の僕の現状では、つける仕事はアルバイトしかありませんからね。
40歳になってアルバイトでは、いけないことはわかっていました。
仕事を探しに行ったハローワークが、あんなにもハードルが高いとは考えていませんでした。
いいえ、ハローワークが高いのではなく、僕の能力が低すぎただけなのです。
「Joeさんは、中学出てから何もしていないの?何か働いた経験はないのかしら。」とハローワークのスタッフさんから尋ねられた時には、まだことの重大さはわかってはいませんでした。
しかし、探しても探しても良いなと思った仕事は、全て「経験者優遇します。」でした。
「経験者を優遇するということは、経験していなくても大丈夫だということですよね。」とハローワークの人に聞いたら、「まず無理だから。」と親切に教えてくれました。
「何か今からでも資格を取れるものなら、取ったほうがいいんだけれどもね。」
「でもね、国の支援は35歳以下を対象にしているのよね。」
「すみません、さっきから話を聞いていたら、とても暗くなってきました。僕には明るい未来はないですよね。」
「そんなことはないけれどね。大変なことはほんとうだから。」
「何か手帳は持ってみえますか。障害者関係の手帳持っていない?」
「障害者枠での就労の方が、まだ良いのかもしれないから。」
「僕は障害者ではありません。」
「・・・・・・」
「あの・・・・アドバイスはいただけないのですか。」
「・・・・・・」
「見つかるまで探し続けること。」これがアドバイスです。
わかっていたんです。
ひきこもっていた時から、「誰も僕を必要とはしないだろうな。」って。
それが現実として、はっきりと僕に突きつけられた時、青木さんから教えてもらった海外に出ようと思いました。
というより、選択肢はそれしかありませんでしたから。
でも今、僕はとても幸せです。
あの時、ハローワークさんからはっきりと言ってもらえて、とても良かったと思っています。
決して嫌味ではありません。
ハローワークのスタッフさんは、とても親切でした。
その熱意を持ってしても、僕を必要としてくれる場はなかったのです。
ハローワークよ、ありがとう!!
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